今回ご紹介するのは、「いすみコミュニティベンチャースクール」。千葉県いすみ市が地域おこし協力隊のプログラムを活用して、「コミュニティベンチャー」の起業支援をするプログラムです。
いすみコミュニティベンチャースクールでは、2021年4月からスクール生として活動するメンバーを募集しています。
いったい「コミュニティベンチャー」とは? いすみコミュニティベンチャースクールではなにができるの? など、気になる情報をお伝えします。
「いすみコミュニティベンチャースクール」とは?
いすみコミュニティベンチャースクールは、コミュニティベンチャーづくりを支える、日本唯一のスクール。3年間+エントリー検討期間をまるまる使って、地域の人々と資源をいかした「コミュニティベンチャー」の起業をサポートする仕組みです。(コミュニティベンチャーについては後述)
初年度は地域の多様な側面を知り、地域の人々とつながり、彼ら・彼女らから学び、1年をかけて起業テーマを決定。2年目は起業テーマに応じて現場で学び、様々な人のアドバイスなどを得て起業プランを練り上げます。そして3年目は起業に向けた準備と、実際の事業開始を目指します。
「コミュニティベンチャー」という、つながりを通じた起業のかたち
そもそも、「コミュニティベンチャー」とはどういうものなのでしょう?
ひとことで言うならば、「コミュニティベンチャー」とは「コミュニティを育み、コミュニティに育まれる、つながりを通じた起業」。
以前greenz.jpの記事でも紹介したように、いすみ市ではアイデアの種を持った人が地域の人とつながってアイデアが育ち、仲間が集まり、コラボレーションが生まれ、仕事ができていく……そんな循環が起きています。
そんな、つながりを通じたローカル起業のかたちを、いすみ市では「コミュニティベンチャー」と呼び、まちぐるみで応援していくことにしました。
その柱となるのが、いすみコミュニティベンチャースクール。人々や地域資源といかし、いかされる起業を徹底的にサポートする仕組みや、3年間・月額19万2千円の報償費と活動費、暮らし・環境・起業などさまざまなテーマのコミュニティの中で挑戦できる環境を提供することにより、スクール生のつながりを通じた起業を支えます。
こんな方の参加、お待ちしてます!
具体的には、次のような参加者を想定しているそうです。
ちなみに、スクールで取り組む事業テーマは自由。想いはあるけれど、具体的な事業のイメージがつかない方は、いすみコミュニティベンチャースクールのページ下部で紹介している「事業アイデアの種」を参考にして、共感したテーマを事業の種としてエントリーすることも可能です。
やりたかったアイデア、いすみで実現しませんか?
千葉県いすみ市には、「やりたかったこと、やっちゃおうかな」と思わせる力があります。そんな力の背景にあるのは、つながりを通じたローカル起業が生まれる生態系です。
そんな生態系のもとで、あなたならどんな想いを実現したいですか? なにか「これ、いつかやりたかったんだよな」というアイデアがある方は、ぜひいすみコミュニティベンチャースクールをチェックしてみてください。
エントリー期間は2020年11月16日〜2021年1月8日まで。募集に関しての詳細は、いすみコミュニティベンチャースクールのページからご確認ください。