カリフォルニアでの滞在を終え、11月の寒い日本に帰国した菜央さんと僕を待ち構えていたのは、ウェブリニューアルの完成に向けた最終調整。カリフォルニアでのインプットを整理する暇もなく、バグチェックを行ったり、情報の流し込みをしたり。しかし自分たちが作業をするほど、完成イメージに近づいていく新デザインを見て、「これはすごいものになりそうだ!」と自信とワクワクにあふれていました。
一方僕は、グリーンズ内での新プロジェクトとして「作文の学校」をキックオフ。これまでライターインターン・プログラムで伝授してきた、文章執筆術や情報整理術をワークショップで交流しながら楽しめるクラスです。
うれしいことに、初回クラスは速攻で満員御礼となり、1月にアンコール開催を発表したら、そちらも即満員。改めて参加頂いたみなさま、ありがとうございました。今年は、greenz.jpライターもゲストとして登場し、より深く学ぶことができる全6回のゼミ形式のクラスも開講したり、地方遠征も計画中。乞うご期待!
そんな11月の人気記事を振り返っていきましょう!
1番人気の記事
寒い部屋を暖かくしたい。でも、電気はなるべく使いたくない。そんなあなたの悩みに応えてくれる、小型キャンドルヒーター「Egloo」 by 笹澤つかささん
いよいよ冬の訪れを感じる今日この頃。この季節は暖房器具を使うことで、電気代の出費が多くなってしまいがちですよね。“できる限り電気は無駄に使いたくないけど、ちゃんと部屋を暖かくしたい”、そんな風に思っている方もいるのではないでしょうか。
そんな悩みを持ったイタリア人若手デザイナーのMarco Zagaria(以下、マルコさん)が考案したのは、電気を使わない小型ヒーター「Egloo」。一体、どんなものなのでしょうか、さっそく見ていきましょう。(⇒ 続きを読む)
2番人気の記事
パーマカルチャー、それは私たちの生きる世界を変えるレンズ。 ポートランドの実践的リーダー マット・ビボウさんが語る“子どもとパーマカルチャー”(前編) by 池田美砂子さん
2016年9月、パーマカルチャーの本質を伝え、東京に着地させたいという思いを抱いた有志のみなさんにより、2日間に渡るイベント「アーバンパーマカルチャー・ギャザリング with マット・ビボウ」が東京・渋谷にて開催されました。
“農法ではないパーマカルチャーの話をしよう”という呼びかけに集まった子どもたちと大人たちの数、合計約150人。ポートランドから来日したマット・ビボウさんを中心に、日本からも多彩なゲストが大集結してパーマカルチャーについて語り合い、未来への想いを共有しました。
その会場で起こったこと、始まったことは、とても言葉では表現しきれません。でも、少しでも現場の空気を読者のみなさんと共有すべく、これから3回に渡ってイベントレポートをお届けしたいと思います。今日はその第1回目、「こどもとパーマカルチャー」をテーマに開催されたDAY1前半、マット・ビボウさんによるプレゼンテーションの様子をご紹介します。(⇒ 続きを読む)
3番人気の記事
この中のもの、ご自由にどうぞ! 住民同士で、パンや缶詰、日用品をおすそわけ。アメリカで初めて設置された「Little Free Pantry」 by 日南みろくさん
みなさん、料理をしようとおもったら、お醤油をきらしていた! なんてこと、ありませんか?
買えば済む話しですが、とくにお金が少ない学生時代などは、日用品の出費だって厳しいもの。「だれかがそっと手を差し伸べてくれたら・・・」なんて願った経験がある人も少なくないかもしれません。
アメリカのアーカンソー州で始まった「Little Free Pantry」は、そんな「だれか」が、気軽に隣人を支援することを可能にしたプロジェクト。
ご覧のとおり、手づくりの小さな箱の中には、缶詰やピーナッツバターなどの腐りにくい食品や、ティッシュ、生理用品といった日用品が並び、必要な人がいつでも持ち帰られるようになっています。そして、品物の補充は、近隣の住人の善意にまかされているのです!(⇒ 続きを読む)
2016年11月の副編集長・スズキコウタのお気に入り記事
報道を完成させるのは、読者であるあなたの”貢献”。オランダの新興メディア「De Correspondent」に聞く、ジャーナリズムの未来(前編) by 鈴木悠平さん
コウタ 11月に公開した記事は「Egloo」がダントツのヒットなりましたが、「もっと多くの人びとに届いてほしかったな」と思う入魂の記事は、「De Correspondent」のメンバーに取材した2本。彼らと出会い取材したのは、今年の6月中旬のことでした。
他にインタビューを受けた媒体が新聞社や大手出版社ばかりの中、greenz.jpを選んでくれたロブさん・ヘラルドさんには大感謝。そして素晴らしい形にまとめてくれた、ライターの鈴木悠平さんにも感謝しつくせませんし、この取材はgreenz peopleのみなさんから頂いた寄付で実現したので、みなさんにも感謝しています。
「De Correspondent」のメンバーへの取材は、僕らのウェブリニューアルや新しいビジョンづくりに対して強烈な影響を与えました。
特にインプットとなったのは、徹底した読者とライターさんへのホスピタリティと敬意。そして、「google Analyticsなんて見ない」というスタンス。今回のリニューアルで、僕らはPV数とイイネ数をKPIにし、読者向けに表示するのもすべて取り下げるデザインをしましたが、その背景には「De Correspondent」からの影響があったと言っていいでしょう。(⇒ 続きを読む)
みなさんのお気に入りはありましたか?
12月編もどうぞお楽しみに!
– INFORMATION –
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