9月はPeople’s Books『ソーシャルデザイン白書 2016』の発行が、なんといっても大イベントでした。僕がグリーンズに入社してから、一番大きな出版プロジェクトだったので、「本をつくるのって、こんなに大変なのか・・・」と痛感しました(笑)
その製作作業が終わると同時に、ウェブリニューアルのデザイン・開発が本格化。デザインを美しくしようと言うだけでなく、「どのように記事を受け取ってもらうか?」という哲学のアップデートも含めたリニューアルプロジェクトには、6月の「De Correspondent」チームとの出会いが大きく影響していたのでした。改めて素敵な出会いに感謝しなければいけませんね。
そんな9月の人気記事を振り返っていきましょう!
1番人気の記事
電気もやる気も元気も、ある時はあるように、ない時はないように過ごすだけ。 愛知県豊田市で暮らす、下野智子さんの良い加減なオフグリッド生活 by 平川友紀さん
私、ひそかに憧れてます、オフグリッド生活に。
でも、たくさんの数字や記号が出てきて、専門知識もDIYスキルも必要になるオフグリッド生活は、ライターなんて職業からもわかるとおり、典型的な文系女子には、正直ハードルが高いと感じていました。
ところが、私と同じように数字は苦手といいながら、井戸水ポンプの電源以外は完全オフグリッドでの生活を送っている女性がいると知りました。愛知県豊田市の中山間地で暮らす下野智子さんです。(⇒ 続きを読む)
2番人気の記事
学習塾だけど、授業はしない。子どもが自ら勉強する環境をつくる「affetti」孕石修也さんに聞く、夢と目標を結びつける指導の仕方 by 浜田規史さん
今回ご紹介する愛媛県松山市の「affetti(アフェッティ)」は、なんと“授業をしない“学習塾。授業をしない代わりに行っているのが、徹底的に子どもと向き合うことで本人の夢と目標を結び、子ども自ら勉強する環境をつくること。その指導方針が評判を呼んでいます。
経営しているのは、孕石修也(はらみいししゅうや)さん。愛媛大学在学中に起業したこともあり、静岡県の出身ながら、大学卒業後もこの地に根付いて活動を続けている26歳の若者です。
親、友達、学校、地域…。それぞれが絶えず変化するなか、子どもを取り巻く環境もめまぐるしく変わっていきます。そんな昨今を孕石さんはどう感じ、どのような方法で、どのような思いで子どもたちと向き合っているのか、お話を伺ってきました。(⇒ 続きを読む)
3番人気の記事
生きるための知恵は、ロジックではなく体感で身につく。ポートランドの森のようちえん「Mother Earth School」を訪ね、パーマカルチャー教育を体感してきました! by 池田美砂子さん
アメリカ合衆国オレゴン州ポートランド。市民の手によるまちづくりや、多様性のまちとして知られ、移住者があとを絶たず、今や“世界で一番住みたいまち”とも言われるほど、注目を集めています。
そんなまちで、子どもたちはどのような毎日を送っているのでしょうか?
子どものとなりにいる大人のあり方は?
ふと浮かんだ問いを片手に、今年6月、私が訪れたのは、「Mother Earth School(マザーアーススクール)」。ポートランドにある豊かな自然環境、そしてパーマカルチャー農園をフィールドに活動する、森のようちえんスタイルの子どもの育ちの場です。
今回は、そこで行われている保育・教育を体感すべく、3歳の娘を連れて、「フィールド・トリップ in ポートランド」に参加してきました。(⇒ 続きを読む)
2016年9月の編集アシスタント・Polloのお気に入り記事
地球に優しいエネルギーを、お隣さんから買おう。ブルックリン発、電力会社に頼らずに住民間での電力取引を実現した「Brooklyn Microgrid」 by 日南みろくさん
Pollo 田舎に帰ってきたら、この前まで雑木林だった場所がソーラーパネルが敷き詰めれていました(サッカーコート一個分くらい)。確かに、太陽から電気をつくることはいいことかもしれませんが、ちょっと本末転倒……
そんなちょっとざわついてる時に公開したのがこの記事ですね。住民ベースにソーラーパネルの有効活用を促すこのアイデア、コミュニティを盛り上げることにも効果を発揮しそうですね!(⇒ 記事を読む)
みなさんのお気に入りはありましたか?
10月編もどうぞお楽しみに!
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