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子育て世代が急増する武蔵小杉で、パパとママの子育てカンファレンスを初開催!子どもたちに良い社会を探る「green drinks Kawasaki × asobi基地」 [イベントレポート]

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9月28日、「green drinks Kawasaki」は、子育てメソッドで注目を集める「asobi基地」とのコラボレーションイベントとして、子育てをテーマにしたカンファレンスを開催しました。

会場は、「You+」。都心への好アクセスもあって大規模な超高層マンション開発が進み,子育て世代が増加傾向にある武蔵小杉エリアにあるコワーキングスペースです。

小杉界隈のパパさん、ママさんによるプレゼンテーション

イベントは、武蔵小杉界隈在住のパパさん、ママさんによるプレゼンテーションから始めました。

まず、1人目は、「こすぎ朝学」を主催してる小池淳一さん。子育てを楽しむためのスマホアプリを紹介してくださいました。

2人目は、「こすぎトラベラーズサロン」という旅育コミュニティをスタートした真鍋靖子さんは、旅育を実践したことでお子さんが海外と外国語に対して興味や気づき、コミュニケーション手段が増えたことが良かったと語ってくれました。

続いて3人目は、読書会「こすぎナイトキャンパス」や「こすぎの大学」を運営されてる保崎晃一さん。子育てで気をつけてることをいくつか紹介していただきました。

子育てで心がけていること
・あいさつ〜感謝と経緯の表明〜
・食事の時間を大事に 〜テレビをつけない、家族が集う場と時間〜
・季節の移ろいを感じること
・6つの原体験〜火・水・土・木・金・無〜

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子どもたちに本当にいい社会ってどんな社会だろう?

続いて、asobi基地代表の小笠原舞さんに、活動を始められたきっかけや想いについて詳しくお話ししていただきました。
 
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小笠原舞さん

みなさんは、昨今子どもを取りまく現代社会の課題が山積していると思いませんか?

小笠原さんは、自身の保育現場で感じた「子どもたちの力を大人たちが信じている社会」をつくりたいという想いから、子育て支援のコミュニティを立ち上げたそうです。

そのコミュニティでは、子どもたちが用意された素材で自由に遊べて、親御さんたちには実践型の子育てレクチャーを提供しています。

イベント当日も会場に入ってくるや否や、子どもたちは真っ先にasobi基地が用意していた紙コップや、紙皿、タワシ、洗濯バサミなどを使って、好きなように自由な発想で遊びだしました。

子どもたちの様子を覗いてみると、あえて少なく用意したという、糊やハサミを子ども同士で貸し借りしあう様子もうかがえました。また親御さん同士もその光景を見ながら大人同士の交流も深まっていた様子。
 
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小笠原さんは、こうしたasobi基地のメソッドをイベントで体験するだけではなく家庭でも実践できるように「4つのルール」「行動観察シート」「遊びのヒント」を提供してくれました。
 
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asobi基地 4つのルール

小笠原さんが参加者全員に配った「行動観察シート」を参考に、会場内で遊んでいる子どもたちが、どんな表情でどんな会話をして遊んでいるか、どんなものに興味を持っているかを客観的に観察してみました。その観察によって、新しい発見をされたパパさん、ママさんも多かったようです。

たとえば「asobi基地」では「走っちゃダメ!」は、NGワード。代わりに、「何がダメなのか?」を他の言葉で言い換えてみるのです。走っちゃダメでなく、「歩こうね」と声をかけてみます。

他にも、「偉いね」はNGワードなのだとか。子どもたちが「偉いね」を欲しがることが目的になってしまうと、自発的な行動を妨げる可能性があるからだそう。そのために「赤い色で描いたんだー」など、事実を繰り返し言ってあげると良いのだとか。
 
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今回の子育てカンファレンスでの学びを家庭や地域で実践していくことで、子どもたちの笑顔があふれる社会をつくっていけるといいですね。

(Text: 野田国広)