みなさんは「Tiny house(タイニーハウス・小さな家)」ムーブメントって聞いたことはありますか?グリーンズでもドイツの小さなパッシブハウスなどを紹介してきましたが、環境問題や金融不安、都市の家賃高騰などを背景に、小さな家で身の丈にあった暮らしを選択する人たちが増えているようです。
ソーラーパネルやコンポスト式トイレを設置するなど、低予算ながらも、デザインや機能を自分好みにカスタマイズできる楽しさも人気の理由。しかしTiny houseに住むのって実際どうなんだろう?と思う方も多いかもしれません。
そこで今回は、空き部屋シェアサイト「airbnb」で気軽に泊まれるTiny houseをご紹介したいと思います。外観だけじゃない素敵なインテリアはairbnbでチェックを。この夏の旅の参考になれば幸いです。
大自然派から都会派まで!
【アメリカ・アプトス/1泊 ¥11,502】airbnbで人気No.1。一部ガラス張りになったロフトからは夜空が望めます。
【アメリカ・シアトル/1泊 ¥5,751】中心部から10分。小さく見えて3人一緒に泊まれます!
【アメリカ・カリフォルニア州/1泊 ¥4,705】オフグリッド村にある手作りの家。アウトドア好き・DIY好きな人におすすめ。
【アルゼンチン・サンカルロスデバリロチェ/1泊 ¥6,065】木のぬくもりが感じられる内装と、アルゼンチンの大自然に癒されます。
【アメリカ・ロサンゼルス/1泊 ¥4,914】都市にアクセスしやすい場所にあるのでレンタサイクルで、街中をサイクリング!
【アメリカ・サンディエゴ/1泊 ¥6,796】アートギャラリーとしても使われているおしゃれなお家。なんとプール付き!
【アメリカ・ニューヨーク/1泊 ¥10,456】シャンプレーン湖のほとり。家主さん所有のプライベートビーチからは美しい夕焼けが楽しめます。
【アメリカ・ナチュラルブリッジ/1泊 ¥23,212】実際の車輌を使用したデザインは、電車好きにはたまりません。
日本だからこそTiny House!
世界の泊まれるTiny House、いかがでしたでしょうか?ちなみに世界中の小さな家をまとめた本「Small Architecture Now!」には、こんなことが書かれています。
日本の都市のような広い場所を確保することが難しい場所では、デザイナーにとってより少ないものでより多くのことを実現する必要があります。それは芸術と建築の境界でもあるのです。
今ある条件を前向きに捉えて、制約を逆手に取るからこそ、クリエイティブなアイデアが生まれる。必要最低限の暮らしは、本当に大切なものを見直すきっかけになるのかもしれません。
あなたもTiny houseに住んでシンプルな生活を始めてみませんか?
[via fast company、TASCHEN]
(text:松尾沙織)