何かを始めたいと思っている、だけど仲間がいない、どうやって最初の元手を作ればいいのか、どうしたら多くの人に活動を知ってもらえるようになるのかわからないなど、何かを始めたいと思っている人、もしくはスタートし始めたばかりの人が抱える悩みは多いのではないでしょうか。
仲間を見つける環境、お金を集めるための方法、多くの人に活動を知ってもらう機会、それらを支援するための新しいタッグが登場しました。
クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」と、シェアードワークプレイスの「co-ba」が連携して、プロジェクトの動きを加速させるプラットフォームを提供します。
この連携は、「co-ba」のメンバーに対して「CAMPFIRE」というプラットフォームを使って資金調達を行うためのプロジェクト設計と、プロジェクト掲載後のプロモーション活動の支援をco-baを運営するツクルバが行い、シェアードワークプレイスとしてプロジェクトの種が生まれる場所を提供するだけでなく、その活動がさらに発展を遂げるために、活動資金と人々の注目を集める過程をサポートするというもの。
サイトに掲載されるプロジェクトは、以下のような条件を満たしたプロジェクトたち。
- 1) co-baのメンバーが携わっているプロジェクトであること。
- 2) co-baの理念に沿ったプロジェクトであること。
何か自分のプロジェクトを始めたいと思った人、もしくは小さくスタートを切った人々は、その活動資金の調達とプロモーションを兼ねてクラウドファンディングサービスを利用することも珍しいことではなくなってきました。
これまでワークプレイスを運営し、同じ志を持った仲間を見つけやすい環境を作り、アクティブな人が集まり何かを始めようとする気持ちが刺激されやすい場所を提供してきたco-ba。そこに集まった人々は自然発生的にプロジェクトを立ち上げ始めました。
co-baを運営するツクルバ自身も、これまでCAMPFIREを用いての資金調達に二度成功しており、そのノウハウと経験、ツクルバがこれまでに培ってきた信頼や、共感といった社会関係資本とも呼べるものをco-baメンバーのプロジェクト支援に活かしていくことになります。
それと同時にプラットフォーム側のCAMPFIREは、その知名度の向上とともに応募も増え、良質なプロジェクトの精査にかかるコストが非常に大きいものとなります。良いプロジェクトを見極めてくれるプロジェクトキュレーターの存在は大きな意味を持つことが考えられます。
この提携によって、通常の投資を行うベンチャーキャピタルではカバーできないような小さなプロジェクトでも、クラウドファンディングというプラットフォームと、ツクルバの経験、ソーシャルキャピタルを掛け合わせることによって支援していくことが可能になります。より多くの挑戦者たちが、自身のプロジェクトを加速させる機会を得られるようになるのではないでしょうか。
従来の資本投資ではなく、社会関係資本を用いてプロジェクトの支援を行い、支援されたプロジェクトは多くの人々の共感を集めることができれば、次の段階へと進むことが可能になる。これまでの起業支援、インキュベーションのように特定の団体や個人よりも、さらに多くの人々の協力によってプロジェクト支援を行うこの仕組みは、「ソーシャルインキュベーション」とでも言える、新しいプロジェクト支援の形かもしれません。
興味を持たれた方はぜひ一度、特設ページからどのようなプロジェクトが掲載されているのか見てみてください!
co-ba×CAMPFIREについて調べてみよう。