現在ではWebサービスの中に、友人と競えるようなゲーム要素を取り入れる”ゲーミフィケーション”の原理を利用する取り組みが増えています。
このゲーミフィケーションは電力分野にはこれまで用いられることはありませんでしたが、ドイツの「Green Pocket」という会社が友人と家庭の「節電」を競えることを可能にするモバイルアプリを開発しました!
このアプリを使うと、ユーザーは家庭の電力消費量をリアルタイムで確認できるほか、Facebook上にシェアすることができます。また、同じアプリを使っている友人がいれば彼らの電力消費も見ることができます。
これまでGoogleやFacebookも、家庭の電力消費をリアルタイムで可視化する「スマートメータリング」の技術を開発してきましたが、GreenPocket社は友人と競うことのできるゲーム要素を取り入れることで、省エネ・節電をより楽しく取り組むことを可能にしてくれます。
「ゲーミフィケーション」はソーシャルゲームだけではなく、SNSの機能面にもそのエッセンスが取り入れられていますが、今回のアプリを見ると「エコ」の分野でもその可能性を感じます。
また、友人と競いあうだけではなく、環境・エネルギー問題に友人と一緒に取り組む敷居を下げてくれるという面でも今回のアプリは大きな意味を持ちそうです。今回はドイツでの事例でしたが、日本でもこのようなシステムが出てくるのが楽しみですね。
[ via springwise.com ]
日本にもこんなベンチャー企業があります!
“ソーシャル”な節電にはこんなカタチも!