この写真、とっても楽しそうですね。でもよく見てみると、すぐ横を車が走っています。実はここ、路上の駐車スペースなんです。一日だけパーキング(parking)をパーク(park)にしてしまうイベント「Park Day」を知っていますか?
2005年、サンフランシスコにあるアートスタジオRebarが路上の駐車スペースに芝生を敷いて公園に変身させてしまったことが始まり。これが大きな反響を呼んで世界中に広まり、昨年には世界30か国183都市で850のパークが生まれました。
その楽しみ方はそれぞれ。
憩いの場として友達と語り合ったり
スポーツをしたり
音楽会を開いたり
ドライブ気分を満喫したり
リラックスしたり。道路から見る景色は新鮮ですね。
オープンスペースや地元の人とのコミュニケーションが減っている今、町づくりについて考えるきっかけになりそうです。
毎年9月の第三日曜日に行われている「Park Day」。日本での開催も楽しみです。
(Text:木村絵里)