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いつも見慣れたものにアイデアを加えると、障害をもつ子どもの可能性に気づかせる広告に!

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今日ご紹介するのは、ドバイにある障害者教育団体の広告です。団体のミッションは、障害をもつ子どもたちがもつ潜在的な能力を引き出し、社会に彼らの居場所をつくること。広告の目的は、この団体の存在を伝えることでした。

ミッションをひとことで伝えるのも難しいようなこの団体を伝えるために行なわれたコミュニケーションは、みんながよく目にするものを使った、ユニークなものでした。さっそく下の動画をご覧ください。

そう、実施されたのは、世界的に知られている障害者のアイコンに、ポジティブな加工をほどこすゲリラアクションだったんです。コックさん、映画監督、バスケットボール選手など…。よく目にするアイコンに、何らかの職業を感じさせるイラストを付け加えられていて、そのそばに、こんなコピーが書かれています。” WE SEE POTENTIAL ,NOT DISABILITY.”(私たちはできないことではなく、可能性を見出しています。)障害を抱えていても、内なる個性を磨くことで将来の夢が広がるということが、ちょっとしたビジュアルで十分伝わりますよね。

いたずらっぽい表現ですが、こういうみんながポジティブになれるようないたずらなら大歓迎ですね。