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デザインユニット”Smile Park”の新作!食べられる紙コップのようなコップ 『 kup – eatable cup 』

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『世界をフィールドに何かをつくる』design project、「Smile Park」の新作コンセプトが発表されました。

Smile Parkは、デザイナーであるsugiX、マーケティングプランナーであるKosaka、この二人が中心となって活動しているユニット。現地を肌で感じ、感じたことをアウトプットするProjectスタイルで活動しています。

そんなSmlie Parkが今回発表したプロダクトは、『 kup – eatable cup 』。

こちらのコンセプトムービーをご覧ください。


design: sugiX
video: Genki Ito
food: MOTENA
music: Leo Sato

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このアイデアはデザイナーのsugiXさんが、先進国とは違う『使う、食べる、捨てる』の距離が近い「村」での自給自足の生活を行ったことから生まれたもの。

現在はこのプロダクトを共同で商品化してくれる相手を募集しているそうです。

Smile Parkからのメッセージはこちら。

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食べられる紙コップのようなコップ 『 kup – eatable cup 』

Smile Parkのデザイナー sugiXが中国、ラオス、パプアニューギニア、そして個人旅行で何度となく滞在した『村』。生活様式は各々で違うものの、その生活の中で見えた共通点に ” 自給自足 ”がありました。自然物から何かを使い、食べ、捨てる。自然の生態系の中で生きる、『使う、食べる、捨てる』の距離がとても近い生活。

そんな村生活で見えた先進国とは違う『使う、食べる、捨てる』の距離の方程式。これを『使う、捨てる』の距離が近い紙コップに『食べる』の要素を加えることで表現してみました。

kupは米粉でつくられていて、食べることができます。バーベキューやパーティーで、分かりやすく自分のコップに歯形をつけるも良し、非常用に食べるも良し、そのまま土に帰すも良しです。

※kupとは日本語の『食う』と英語の『cup』を掛けた造語です。

なお、今回はコンセプト発表であり、現在、共同で商品化してくれるところを探しています。どこか紹介いただけるところがありましたら、ぜひご連絡ください。

Smile Parkとは:
『世界をフィールドに何かをつくる』design project。
現地を肌で感じ、感じたことをアウトプットする、それをProjectスタイルで展開。デザイナーであるsugiX、マーケティングプランナーであるKosakaの二人が中心となって活動。
http://smile-park.com

Smile Park デザイナー sugiX:
1982年生まれ。静岡県浜松市出身。
日産自動車デザインセンターを経て、2009年5月より世界各地に滞在し、ものつくりをする Smile Park design project を開始する。
好きなこと:ご飯をたくさん食べること。
スポーツ:ボクシング、京都府 Fe級新人王、近畿大会 Fe級3位、中国南京 LW級 チャンピオン。

今回のコンセプト発表に協力したクリエイター。

video: Genki Ito(伊東玄己)
Wieden+Kennedy Tokyo Labのクリエイター。2010年、Art Directors Club(NY ADC)が主催する世界若手クリエーター50人に贈られる賞、ADC YOUNG GUNS 8を受賞。
http://itogenki.com

food: MOTENA – table journey-
旬と物語のある食卓をお届けする、旅するお料理 ユニット。固定のキッチンや店舗は持たず、でかけた先でお料理し、おもてなしさせてもらうスタイルで活動。
http://motena.jp

music: Leo Sato (佐藤礼央)
CM、TVの映像音楽の作曲、編曲、プロデュースなど、多彩な活動を展開する音楽家。「第12回 ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展」日本館のコンセプト映像のための音楽を手掛けた。
http://www.leosato.com