未曾有の大災害となってしまった東日本関東大震災。犠牲者の方のご冥福をお祈りするとともに、避難生活を送っている方々が一日も早く安心して暮らせるようになることを願っています。
そして、この災害は被災地以外にも大きな影響を与えています。特に首都圏では余震が日に何度もあり、計画停電というほとんどの人が経験したことのない事態にも陥り、日々の節電や満員電車で神経がすり減らされる日々を送っている方も多いでしょう。
そのような中、さらなる窮地に陥っているのが飲食店です。客足が遠のき、物流も安定せず、多くの店が売上の上では壊滅的な状況にあるといいます。
しかし飲食店は人々が集まる場所でもあります。地震があった日にもお店を開放して帰宅困難者の避難所とした店舗も多かったように、集まり、テーブルを囲むだけで安心することができるのです。
飲食店の苦境は私たちの苦境、そんな苦境を何とかしようと、ツイッターを積極的にかつよしている飲食店が協力して#smileatプロジェクトを立ち上げました。
このプロジェクトは#smileatで飲食店とお客さんをつなぎ、飲食店を活性化させ、お客さんにも安心してもらおうというプロジェクト。賛同する店舗は#smileatをつけてつぶやくだけ。あわせてさまざまなキャンペーンを行ったり、売上の一部を義援金として被災地に寄付する店舗も数多くあります。
世田谷区経堂のパクチー専門店パクチーハウスは避難路の確保などの理由から現在、用賀で営業中(3/22追記:3/21から経堂での営業を再開したそうです)ですが、そのパクチーハウスでおなじみの「追パク」(追加パクチー)を寄付に役立てているそうです。普段は無料のこの追パクを1回100円とし、その売上に加えて店舗から同額を被災地に寄付する「追パクによる被災地支援」を実施中です。
六本木にある豚組しゃぶ庵では、大広間を「豚組食堂」と名づけ、通常とは異なるビュフェ形式での営業を行い、ファーストドリンクの500円を被災地に寄付することにしています。16日には51名ものお客さんが来たそうで、食堂形式にすることでひとりでも気軽に立ち寄れて、お店の人やお客さんと会話して不安を紛らわせることができる、そんな場になっているとのことです。
計画停電の地域に入っていて夜、家に帰っても真っ暗で困る、というときは#smileatに参加しているお店に行って暖かい食卓を囲んでから帰りましょう? 家でひとりで暖房を使ってこもっている人も、ちょっと家を出て、近所の#smileat参加店に行ってみませんか?そうすれば暖房も節約できますよ。
こんな時だからこそ、人が集まって顔を見合わせ、おいしいものを食べて、笑って、元気になる事が大事。#smileatで元気をもらってまた未来の日本のために働きましょう!
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