2月6日は故ボブ・マーリーの66回目の誕生日でした。その日に合わせて、彼の曲「Redemption Song」を世界中のミュージシャンが演奏する映像がリリースされました。
この映像は、音楽や芸術を通じて貧しい国の子どもたちに教育の機会を提供する支援団体「Playing For Change」によるものです。設立者のMark Johnsonは、グラミー賞を受賞したこともある音楽プロデューサーです。4年をかけて世界を旅して周り、プロからアマチュア、時にはストリートミュージシャンまで、あらゆるミュージシャンの映像を集めました。
それらの映像を編集し、2008年に発表した世界中のミュージシャンが演奏する「Stand By Me」は、YouTubeで3,000万回以上再生され、ドキュメンタリー番組やCD発売へと結びつきます。そして「Playing For Change」の設立に至ったのです。
「Playing For Change」は、2つの目的があって、貧しい国や地域でもパフォーマーを見つけるようにしています。
- どんなに貧しい地域にも持って生まれた美と才能があることを世界中に知らしめること。
- 後に音楽学校を建設できるようなコミュニティを作ること。
どの曲も心が洗われるような演奏です。「Playing For Change」の映像を見ていると、つくづく音楽は国境も人種も貧富もあらゆるものを超えて、直接心に響いてくるものだと分かります。音楽を通じて世界を変えるために活動を続ける「Playing For Change」は、「Redemption Song」を含むアルバムを今年の5月に発売予定だそうです。
(via Mashable)
こちらも音楽のチカラで世界を変える