「やばい!」とトイレに駆け込む人を見たら、「やばい」のはお腹ではなくパソコンのバッテリーかも?この写真のように、トイレで充電する時代がくるかもしれません。トイレでエネルギーになりそうなものといったら…そう、あれです… 決して冗談ではなく、ハーバード大学で行われている真剣な研究だとか。
その秘密はメタンガスを利用した、SOFCと呼ばれる固体電解型燃料電池を小型化したもの。研究では一般の燃料電池が必要とするプラチナを使うことなく、かつ小型化の障害となっていたSOFCの反応温度の高さを克服し小型化を実現。将来的にはラップトップコンピュータに搭載も可能で、レアメタルを使用しないことで価格も抑えることができるというのです。
メタンガスの発生源といえばやはり排泄物。犬のフンから発生するメタンガスで公園の灯りを点すというプロジェクトなどもご紹介したように、排泄物からメタンガスを生成することは比較的容易です。そこでトイレにメタンガス発生装置を取り付ければ「トイレで充電」がができてしまうというわけ。
パソコンに向かっていてもなかなかアイデアが出ないし、バッテリーもピンチ!というときは、トイレこもって「うーん」と踏ん張れば、いいアイデアもエネルギーもいっぺんに出てくるかも?!
(via inhabitat)
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