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8 years ago - 2008.02.26

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象のウンチがステキな紙に!「ぞうさんペーパー」に注目

greenz.jp/グリーンズ スリランカの象
Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by Suranga’s Pic-Gallery

象のウンチから作った紙「ぞうさんペーパー」。スリランカで暮らしている、年取った象や「孤児」となった象の糞を1日煮出して作られており、リサイクルだけでなく、象の保護にも役立っている。

スリランカでは、象を農業や運搬などに使っているが、年を取ると力仕事ができなくなる。そこで、老人ホームのような施設に送られ、余生をすごすことがあるのだという。また、象の孤児院のような場所に居る象もおり、これらの施設から出る糞を使って、作られるのが「ぞうさんペーパー」だ。象の食べるものによって、紙に入っている植物の種類も違ううえに、噛む力の弱い象などでも、風合いが変わってきて、どれひとつとして同じものがない紙となっている。

作り方は糞を集め、1日ボイルしたあと、古紙などとまぜる。そして、和紙のように紙を漉いてプレスしてできあがり。化学薬品を使わない、さまざまな色に染められたものもある。

greenz.jp/グリーンズ ぞうさんペーパーのレターセット

また、このぞうさんペーパーを元に作られたノートやポストカード、レターセットなどが、全国各地の動物園や動物に関する環境NGO・NPOなどで売られている。普通に使うだけでなく、風合いがあるので、ちぎり絵や工作にも適しているという。上の写真はぞうさんペーパーで作られたレターセット。ニームの木のえんぴつつきで600円前後となっている。

現役を引退した象の糞が、紙となって象の「老人ホーム」の運営資金に!ステキなアイディアですね。通販もされているそうです!

writer ライターリスト

山本 ペロ

山本ペロ(Pero YAMAMOTO)。エディター&ライター/小さな集まり屋。編集プロダクションやIT出版社で経験を積んだ後、フリーとして活動しながら、複数の環境団体のボランティアを経験。そこから来る「違和感」から、エコについて人とは違う切り口を模索しているうちに、立ち上げ直後のgreenzに出会う。 2007年は日本のエコビレッジ的な場所をめぐり、援農も経験してとっても楽しかった! 現在は、原宿の期間限定スペース、lounge greenzの運営も行っている。オモロイベントやってます。 今伝えたいのは、人の本当の生命力を呼び起こすこと、「つくる人」を応援すること。そのふたつが叶えられれば、自然と持続可能な世界は広がると確信し、日々イベントに編集に飛び回ります。写真は、またぎに連れられた山で撮影。

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