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ビートに乗ってソーシャルベンチャー!10代が音楽で社会を変える「Blastbeat」

Copyright (c) 2010blastbeat japan All Rights Reserved.

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アラフォー世代には懐かしの「イカ天」から「ダンス甲子園」、「ハモネプ」など、いつの時代も、多くの若者が音楽に“青春”を燃やしてきました。こちらでは、そんな若者の音楽活動と社会貢献をドッキングさせた、画期的な取り組み「ブラストビート(Blastbeat)」についてご紹介しましょう。

「ブラストビート」とは、2003年、アイルランド出身音楽プロデューサーのロバート・スティーブンソン(Robert Stephenson)が立ち上げた、10代向けの音楽を通じた社会貢献型プログラム。学生たちがバーチャルな「音楽会社」を結成して音楽イベントの企画運営を行い、収益の25%以上を社会貢献活動に寄付するという仕組みです。「社長」を中心に、各メンバーが財務・マーケティング・営業・広報など、それぞれ役割を分担し、イベントの企画から会場の手配、出演バンドとの交渉、チケットの販売、チラシやウェブサイトの作成に至るまで、すべてを学生たちが実行。音楽イベントをゼロから作り上げるプロセスを通じて、ビジネスの仕組みやチームワーク、リーダーシップなどを学びます。また、収益金の寄付により、若者たちが社会的な課題に目をむけ、世の中とのつながりを実感できるという利点もあります。

ブラストビートの活動には、アイルランドからはじまり、米国英国南アフリカ共和国など、世界各国に拡大。これまでに、200校以上が「ブラストビート」によるイベントを実施しています。また、日本でも、自らもバンドマン経験を持つ松浦貴昌代表を中心に、2009年から活動がスタート。

変わる、ジブン。変える、ヨノナカ。

を合言葉に、「ブラストビート」の主役である10代の若者はもちろん、彼らの活動を支えるすべての人々が、社会貢献のココロやこれを実現するためのリーダーシップ・自立心・協調性をはぐぐみ、社会をよりよい方向に導くための次なる挑戦につなげてくれることを目指しています。若者に馴染みの深い“音楽”をきっかけに、通常の学生生活ではなかなか学べない“起業”や“社会貢献”を実体験させるという「ブラストビート」は、若者たちにとって貴重な経験になるはず。次世代の社会起業家を輩出する“登竜門”的な存在になるかもしれませんね。

ちなみに、「ブラストビート」の生みの親であるロバート・スティーブンソン氏が10月に来日予定。「ブラストビート」(日本)では、これを記念してイベントを開催するそうです。詳細は、追ってgreenz.jpでもご紹介したいと思いますので、ぜひお楽しみに!