高い効果を持つ自然界由来のコスメ製品を提供し、ナチュラル志向の人々を中心に支持を集める化粧品メーカー「アヴェダ(AVEDA)」。着実な環境活動でもその名を知られているが、毎年この時期に世界同時展開しているのが「アヴェダ アースデー月間」だ。これまでの11年間に13億6500万円もの募金を集めるなど、確実な成果を生み出している。
今年は「きれいな水を すべての命に」を全世界共通のテーマとして掲げ、水問題に取り組むキャンペーンがスタートした。限定キャンドルの販売から今年初開催のイベントまで、今年も盛りだくさんのキャンペーンをご紹介しよう。
まずは今年のキャンペーンコンセプトを表現した、こちらの動画をご覧いただこう。英語ながら、その意図することが感じ取れるはずだ。
世界では7人に1人が生活に必要な水を得られない状況にある。
そしてこのまま環境汚染が続けば、2025年にはこの割合は3人に2人になるという結果が出ている。(国連調査より)
YOU CAN DO TO PROTECT CLEAN WATER.
この問題に警鐘を鳴らし取り組むアヴェダ。私たちが日本で参加できる方法は?
1:数量限定オーガニックキャンドルを買う
まず、お買い物で参加できる方法がこれ。全世界共通の取り組みとして数量限定で販売されるのが、こちらの「オーガニック ラベンダー キャンドル」だ。きれいな水を守ることにつながるオーガニック農法で作られた100%オーガニック認定キャンドルは、ストレスを和らげ、リラックス効果も生むその香りも魅力的な商品。
キャンドルの売り上げ[ひとつ1,302円(税込)]は全額が環境団体「グローバル グリーングランツ ファンド」へ寄付され、水問題の解決のために使われる。日本ではアヴェダ直営店や取り扱いの各ショップ・サロンで販売されているが、数量限定なので購入はお早めに。
2:「Walk for Water」を応援する
日本では今年初の取り組みとなるイベントがこちら。世界のある地域では、水を得るために1日平均6キロ歩くと言われているが、この距離を実際にみんなで歩いてみようという「Walk for Water」だ。2009年には世界100都市で開催されたこのイベントが、今年はいよいよ日本でも初開催となる。
日本版「Walk for Water」は、アースデイ東京とのコラボレーションで、代々木公園周辺を6キロ歩くイベントとして開催される。アヴェダ関係者やパートナー、大学生などから募った130人~150人の参加者が一斉に歩く姿は、一見の価値ありだろう。おそろいのTシャツの背中に書かれたメッセージにも注目だ。4月17日(土)の午後(詳細は後日発表!)、代々木公園から始まるムーブメントを目撃しよう。
3:2カ所で開催されるファーマーズマーケットに行く
アースデイ東京の2日間は、2カ所で開催されるファーマーズマーケットでもアヴェダの活動に触れることができる。ひとつはアースデイ東京のファーマーズマーケットエリア、もうひとつはアヴェダライフスタイルサロン&スパ南青山店前。どちらもNPO法人ポラン広場東京に参加する生産者が直接、オーガニック農産物を販売する。ここでは、生産者との会話を楽しみながら買い物をすると同時に、配布される小冊子にも注目。アヴェダが全国有機農業推進協議会とともに作成した冊子は、有機農業について考えるきっかけになるはずだ。ぜひ農産物と一緒に持ち帰ろう。
その他にも、5日5日(水)のキャンペーン終了までの期間、アヴェダ各店舗でも関連ワークショップなどが予定されているので、お近くの店舗やキャンペーンサイトでチェックし、活動に触れてみよう。
アヴェダ アースデー月間(過去の取り組みはこちらをチェック!)は、継続することの意味と大切さを教えてくれる。昨年のスカベンジ(ゴミ拾い)のように、ごく身近なサロンスタッフやスタイリストへの啓蒙も怠らないことも特徴だ。アースデイにおいては、どうしても派手なイベントに目が行きがちだが、このような着実な取り組みもぜひ注目していほしい。
イベントに参加するだけがアースデイじゃない。こういった活動を知り、伝えることも参加のひとつの形。あなたも何か一つ、自分にできるアースデイを見つけてみてはいかが?
アヴェダ アースデー月間 過去の取り組みを調べてみよう。