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絵本作家がタッグを組んでチームうんこ結成!目指せオープンうんこ!

絵本「うんこ!」表紙

絵本「うんこ!」表紙

「うんこ」といえば、greenzではうんこ+エコロジーを組み合わせたウンコロジーについてまじめに考える「東京うんこナイト」を以前に紹介したが、今度はまた別の角度から「うんこ」について考え、世界にハピネスをばら撒こうという「チームうんこ」が発足した。その「チームうんこ」は「うんこ」のオーソリティである団長の村上八千世さんと、絵本「うんこ!」の著者であるキャプテンのサトシンによって結成された。果たして彼らの活動とはどのようなものなのか、「うんこ」によって世界にハピネスをばら撒くとはどういうことなのか……。

ウンコロジーによって提起されたのは、本来、自然の循環のうちにあり、農業に利用されてきた排泄物が下水処理という過程によって失われてしまうことの問題だ。「のぐそ」を通して人間の排泄物を自然に帰すという究極のエコロジーを提案した。

これに対して、チームうんこが目指すのは、「うんこ」に対する意識の改革である。村上八千世さんもサトシンさんも絵本作家であり、こどもたちが「うんこ」に対して抱くイメージを変えていくことをテーマにしてきた。小学生になると学校で「うんこ」をするのが恥ずかしくなる。そういう意識はいったいどこから来るのか?子供たちの意識を変えていけば、そのような状況も変わっていくのではないか?そんな疑問がこのチームうんこの原動力である。

チームうんこの村上八千世さん(左)、サトシンさん(右)

チームうんこの村上八千世さん(左)、サトシンさん(右)

そんなチームうんこが掲げるコンセプトは「オープンうんこ」。このコンセプトについてブログには次のように書いてある。

うんこを正々堂々とオープンに語り合い、うんこの大切さを、うんこのけなげさを、うんこの偉大さをアピールすれば、おかしなからかいや、いじめにうんこが使われることもなくなるのでは。うんこにしっかり向き合えば、変な誤解も解け、極端な清潔志向にストップをかけることだってできるでしょう。

つまり、子供たちがもっと「うんこ」に親しみを持ち、ポジティブにとらえることから世の中を変えていこうというのだ。団長の村上八千世さんはアクトウェア研究所の代表でもある。アクトウェア研究所は「トイレ環境をはじめ、乳幼児施設、子どもの空間などに対して環境提案を行なって」いる団体で、トイレ環境から「オープンうんこ」を実現しようとしているわけだ。

そして、チームうんこは「オープンうんこ」という目的のため講演やセミナーの開催、隊員の育成を行っていく予定だという。

興味を持ったらまずは、サトシンさんの絵本「うんこ!」を読んで、子供たちに読み聞かせて、うんこの大切さを伝えてみてはいかがだろう。「オープンうんこ」のコンセプトに共感したら、twitterやブログでチームうんこのメンバーと仲良くなって隊員にしてもらおう! サトシンさんはまもなく開催されるアースデイ東京でNPO法人ファザーリングジャパンとイベントを行う予定もあるらしい。興味がある方は、そちらも要チェック!

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