\仲間募集/甘柿の王様「富有柿」の産地・和歌山県九度山町で、未来の柿農家となる地域おこし協力隊

greenz people ロゴ

自然を利用した広告キャンペーンで注目を浴びる『CURB MEDIA』

curb_04

どんなにグリーンにこだわっていても、広告は、どうしてもグリーンではないことをする必要にせまられる。紙を刷ったり、看板をつくったり……。そもそも、テレビ広告やウェブサイトだって電力を使わずにいられない。まぁ、ひとも生きていれば、いろいろとノットグリーンな存在なわけだし、広告にそこまでグリーンであること求めるのも酷かもしれない。

しかし、イギリス生まれのメディア会社『 CURB MEDIA』(2008年9月設立)は、グリーンな広告作りにとことんこだわり、一風変わった広告手法で注目を浴びている。

どう変わっているのかは、彼らが作った広告例を見てもらったほうが早いだろう。

まずはこれ。

LoGrow

greenz/グリーンズ logrow
CURB MEDIAのウェブサイトより

芝生に刈り込まれたアディダスのトレードマーク。
LoGrowと名付けられた、この広告手法では、木や植物、石などの自然の物を用いて、ブランドのロゴを作り出す。

Sand Sculpture

greenz/グリーンズ sandsculp
CURB MEDIAのウェブサイトより

次は、砂の彫刻。大人の砂場遊びなら、※フォルクスワーゲンBMWのミニだって作ってしまえる。

※ 2010年6月7日 読者の方からのご指摘があり一部修正させていただきました。メーカーや商品名の確認という基本的なポイントを外してしまい、恥ずかしい限りです…。今後はこのようなことがないよう気をつけます。 オカハシ

Moss Art

greenz/グリーンズ mossart
CURB MEDIAのウェブサイトより

これは、苔を使った広告。苔に直射日光はあてないでくれ!と言いたくなるが、注目を引かずにいられないだろう。

Snow Tagging

greenz/グリーンズ snowtag
CURB MEDIAのウェブサイトより

そして、個人的に好きなのが、雪にマークをつけていくこの手法。ブランドロゴが、さりげなく日常に入り込み、そのロゴも時間ととも溶けていく。

このように、「地球という自然」を利用し、メッセージを届けるのが、『 CURB MEDIA』の仕事である。斬新でクリエイティブ、かつ環境に負荷をかけない広告(Low Impact Advertising)が注目を浴び、アディダス、BBC、フォルクスワーゲン……など多数のクライアントの仕事を受けている。2009年7月には、ミネアポリスに事務所を開き、アメリカ上陸を果たしたばかりだ。

次は、どんな自然を使った広告を打ってくるのだろうか!?
『 CURB MEDIA』は、「ナチュラル・メディア・カンパニー」の最先端を突き進む。