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植物の息づかいにみみをすます……「カーボンオフセット植物」が登場!

Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by BONGURI

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ちかごろ至るところで「CO2削減!」が聞かれるようになりましたが、結局CO2って目には見えない空気。それを削減って、いま一歩リアル感を感じない……? そんな人に教えてあげたいのが「CO2削減植物」、COP(Carbon Offset Plants)です。

「植物ってCO2を吸うんだから、当たり前じゃん……」とか言ってるそこのあなた! 確かにそうなのですが、基本的には植物は昼は光合成が活発に行なわれていて、二酸化炭素を吸収して、酸素を吐き出してます。しかし目立たないながらも植物は人間と同じように「呼吸」もしているので、夜は光合成をしない分、二酸化炭素を吐き出しているのです。

そんななか、サボテンや蘭の仲間は、夜も二酸化炭素を吸収しているそうです。その特性と、家庭での育てやすさからLongtail Natureでは「COP(Carbon Offset Plants)」と名づけ、販売しています。

COPには、CO2の吸収量と育てやすさにより、5段階のレベル分けがされており、レベル3~5までが、24時間CO2を吸収する種類。ちなみにレベル3はカランコエなど、レベル4はサボテンなど、レベル5はカトレアなどがあげられています。COPは、Longtail Natureのホームページからでも購入可能。

実際、人間一人が吐き出すCO2を削減しようと思ったら、レベル5の植物を約15個ほど置かないといけないそう。しかし、人間が出すCO2のマイナス6%は可能かも。

CO2削減も、ついに行き着くところまで来た! 感はぬぐえませんが、COPを部屋に置き、ひとつのいのちと空気を分け合う感じを味わってみてください。きっと、その感じこそが本当のエコロジーなのではないでしょうか。