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職人技Tシャツで暗い世の中を笑い飛ばしちゃったレポ

今回の一枚

タイトル:ツインズ
イラスト

今回からgreenzで記事を書かせてもらうイラストレーターの山口ヨウヘイです。第一回目は地元である北海道札幌市の突撃レポをお届けします。

夏といえばTシャツですね。
僕はその昔、Tシャツ作りにハマッていたことがありまして、その頃お世話になった札幌のプリント業者さんに約3年ぶりにTシャツ作りをお願いしてきました。「スクリーンアート」という店名で札幌を中心に活動しているのが市原さん。最近は東京からの発注もかなり増えているみたいです。作業場は、マンションの一室。6畳ほどのリビングスペースに、Tシャツやらインクやら、見たこもない機械が何台かあるだけ。

greenz/グリーンズ 作業風景

市原さんはシルクスクリーンという、簡単に言うと「ぷりんとごっこ」(年賀状作るやつ)と同じ原理のプリント技術を用いて作業をしています。自分で描いた絵を版に転写させて型を作り、そこにインクを流し込んでTシャツに転写。これで一丁あがり!

スクリーンアートさんでは、一日に何百枚と刷るというので、僕はてっきり巨大な高性能プリントマシーンが2、3台あると思ったのですが、なんとまさかの手作業。市原さんの技術を持ってすれば30分に100枚は刷れるとのこと!!シルクスクリーン界のミカ・ハッキネンや!

greenz/グリーンズ 市原さん

インクを洗い落とすのもバケツ一個を使って全て手作業でやっており、こうすると余分な排水をおさえることができ、環境にも優しいんじゃないかと市原さんも言っておりました。たしかに工場で大量生産するのと、一つ一つ心を込めて手作業をするのじゃ、完成品のクオリティも環境に与える負荷も全然違いますよね。こういう職人さんがどんどん増えていくといいですね。

スクリーンアートさんは、北海道に事務所がありますが、道外からの発注も受け付けてます。とても親身になって対応してくれるので、興味がある方はまずはお電話を。090-6870-6884(市原さん)
Tシャツは1枚1,100円から作ることができます。きっとこのクオリティとこの値段でTシャツを作れるのは、日本中探しても、ここだけじゃないかと思います。

僕のオリジナルTシャツ作りの方も無事に完成。
山口ヨウヘイ作「 hahahaTシャツ」。世間では暗いニュースばかり増えて、辛気くさい顔してる人も少なくないので、まずはTシャツから笑ってみようということで、hahahahaha!!

hahaha