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入道雲のあれこれ

こんにちは、インターン生の高木美穂です。このブログでは、「エコで地球に優しく自分も楽しい」ことをテーマに、私自身が体験したり毎日の生活で気づいたりしたことを紹介していきたいと思います。夏もそろそろ終わりの気配ですが、今回は夏の風物詩、入道雲についてです。

夏の空の風物詩といえば、入道雲。天にも届くように大きくて真っ白の雲が、真っ青な空に立ち上る姿は本当に雄大。入道雲の日には夕立がやってきて雨を降らし、あとにスーッとした涼しい空気を残してくれる。それも夏の午後ならではの気持ちよさですよね。

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遊園地の空で見つけた入道雲

そんな夏の空に最近ある変化がおこっているとか。そもそも東京の夕立は、関東山地で発達した積乱雲(入道雲)が移動してきて、雨を降らせるのが通常でした。

ところが最近では、都市上空では積乱雲は発生しないという通説が破られ、東京上空でも積乱雲が観測さているそうです。しかも、その積乱雲は予測不可能なほど短時間であっという間に巨大化して、激しい集中豪雨をもたらしているようなのです。

この現象は「ヒートアイランド」化した東京の熱が上昇して、積乱雲に育っているためではないかと研究がすすめられているそう。

そういえば、今年の夏にも空が突然真っ暗になってどしゃぶりの雨が降ってきたことに何度も遭遇したような……。先日大きな入道雲が空に浮かんでいましたが、こんな深刻なことが起きているとは知りもせず。

季節それぞれの空模様を楽しみながら地球の変化にも思いをはせてみる、そんな視線が今は必要なのかもしれません。

ところで入道雲の「入道」とは坊主頭という意味で、それは積雲の頭が丸みを帯びて坊主頭のように見えるから。そうそう、「入道雲」は各地方でいろんなニックネームがあるんですね。

「雲の王様」と呼びたくなるくらい雄大な姿

たとえば、
関東地方では「坂東太郎」
京都や大阪では「丹波太郎」「奈良次郎」「和泉小次郎」
四国では「四国三郎」
九州では「筑紫二郎」

各地の入道雲が発生しやすい川の名前や地名に、坊主という意味で男の子の名前を使って名づける場合が多いようです。ほかにも「たこ入道」(兵庫)なんてユニークな名称も。みなさんの周りでは入道雲をどんな名前で呼んでいますか?

都市に起こる豪雨についての関連資料
『都心生まれの積乱雲』(asahi.com be)
http://www.be.asahi.com/be_s/20060806/03DNS126.html
『ヒートアイランド東京 Vol.1』(素敵な宇宙船地球号)
http://www.tv-asahi.co.jp/earth/midokoro/2006/20060827/index.html