トライアスリート、シラトタロウさんから連絡が来た。ホノルルトライアスロンに出場した時の写真つきで。右の写真が、それ。タロウさんは現役のアスリートでありながら、主催者側の立場に立つこともよくある、トライアスロン界にはなくてはならない存在だ。
- シラトタロウさんから送られてきた写真
日光の丸沼で開催している、オフロード版トライアスロン「XTERRAジャパンチャンピオンシップ」もタロウさんの主催。スイムとランニングとマウンテンバイクの組み合わせで、今年も8/25(金)〜27(日)に開催が予定されている。
丸沼の自然は国立公園に指定されているだけあってとても美しい(トップの写真)。ランニングするにも気持ちがいいし、普段は遊泳禁止の丸沼を泳ぐというのも得がたい体験だし、ブッシュの中を走るマウンテンバイクも面白い。
タロウさんのコンセプトは「偉大なる泥遊び」。レースとして順位やスピードを競う前に、大地を感じ、大地とたわむれ、その中で自然のすばらしさやどうやって共存していくのかを感じとるのが大事だ。だから、チャンピオンシップのほかに、子供教室があったり、家族で楽しめる企画があったりする。
3年前、私も初回開催に向けて準備に関わることになり、候補地の下見で、一緒に丸沼に行った。現地の丸沼温泉「環湖荘」は、温泉もあり、料理もうまい。夜遅くまでみんなで飲みながら構想を語り合ったのを覚えている。
ところが、翌朝起きたら、一人タロウさんの姿が見えなかった。しばらくすると戻ってきて、「コースの候補路を下見に走って来ました。いいコースでした」と何事もないように話していた。このとき、シラトタロウさんが地球外生物のように見えた。僕だったら、3分間でタイマーが鳴りそう。ちなみに、隣で仕事をしているM嬢も、「今朝も5時に起きて走ってきました。あ〜気持ちよかった!」などと、ニコニコしている。この子も火星から来たような気がする。
白戸太郎さんのオフィシャルホームページ
http://www.maidotaro.com
XTERRA Japan
http://www.xterrajapan.net/