そらまめは西南アジアから北アフリカが原産で、8世紀頃日本に伝来したと言われています。さやが空に向かってつくため、「空豆」と呼ばれました。さやの形が蚕に似ているところから「蚕豆」とも言われます。冬に種まきをして初夏に実るそらまめは、涼しい気候を好み、生育適温は16℃〜20℃と青森の風土に適しています。堆肥や腐葉土などの有機物を多めに施し、排水に気をつけて育てられるそらまめは、タンパク質、ビタミンB1,B2、C、カルシウムなどが多く含まれる栄養野菜。疲労回復、血圧を下げる、むくみを取るなど、健康に役立つ元気100倍の野菜です。
東北牧場で作られているすべてのお野菜は、除草剤・防虫剤を使用せず、土壌改良材にも腐葉土など自然のものを利用しています。また、その名の通り、牧場では馬を飼育しているため、堆肥は毎日馬小屋から出る敷き藁と馬糞を完熟させたものや、牧場内の雑木林から取った腐葉土を自家製たい肥にして使っています。
“そらまめのバルサミコソース”のつくり方
【そらまめ】
材料
そらまめ3本
1.そらまめに塩をかけて皮ごと網で焼く
2.焦げ目がついたらひっくり返し、両面に焦げ目がついたら火を止める
【ソース】
材料
バルサミコ 40ml
しょうゆ(濃口) 20ml
粒マスタード 10g
水溶き片栗粉(水 20cc、片栗粉 2.5g)
1.鍋にバルサミコを入れて中火にかける。泡が出てきたら、火を止める
2.しょうゆと粒マスタードを入れて混ぜ合わせ、水溶き片栗粉を入れて、
とろみをつける
3.そらまめの横にソースを添えて、できあがり
*編集部味見録*
「そらまめ」といえば、皮を剥いて、中の豆だけ食べるもの、と思っていたら、目からウロコ! 農薬を使わない有機野菜のそらまめは、なんと、皮まで食べられるのだ。塩をかけて焼くと、皮は驚くほど柔らかくなり、豆と同じかそれ以上に、甘くておいしい。もちろん、豆自体もプリプリしていて、とても美味。中も良し、外も良し。そらまめって、すごい!
- なんと、皮まで食べられる!
※この企画「なるほど! 今週の旬の有機野菜」はオーガニックナビ
(http://www.organicnavi.com/)とのコラボレーションにより、実現しています。なお、この企画で紹介する有機野菜はすべて下記アドレスよりお申し込みできます。
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