一人ひとりの暮らしから社会を変える仲間「greenz people」募集中!→

greenz people ロゴ

続どげんかせんといかん!口蹄疫被害で苦しむ宮崎県のために私たちができることとは?

Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by lhuga.

Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by lhuga.

テレビや新聞で連日報道されている宮崎県の口蹄疫被害。greenz.jpでも20日、速報をお届けしたところ、twitterでのretreet(RT)など、多くの人々が積極的に情報共有を進めてくださいました。本当にありがとうございます!こちらでは、前回の速報記事公開後の情報も含め、改めて、私たちひとりひとりがこの問題について「できること」、「やるべきこと」をまとめてみました。

1: 口蹄疫について、正しく理解しよう

「口蹄疫って何?」「お肉を食べると私たちも病気になっちゃうの?」など、口蹄疫について、まだよくわからないことも多いかもしれません。だからこそ、根拠のない風評に惑わされて過剰反応するのではなく、まずは、正しい情報をもとにこの問題をきちんと理解することが大切です。

口蹄疫に関する情報や宮崎県での被害状況、対策について、参考になりそうな情報ソースをピックアップしました。ぜひ参照してください。

(i) 政府・地方自治体の広報サイト

・ 農林水産省広報ウェブサイト: 農林水産省/口蹄疫に関する情報
・ 宮崎県公式ウェブサイト: 口蹄疫に関する情報提供

(ii) 新聞系ウェブサイト

47news(よんななニュース)
宮崎日日新聞
西日本新聞

(iii) ブログ

・ ブログ「宮崎県の口蹄疫まとめ@広告収入は寄付」:
宮崎県を応援するために立ち上げられたブログ。口蹄疫被害に関する政府の動きや現場の様子を伝えています。広告収入はすべて宮崎県の口蹄疫被害対策に寄付されます。

・ ブログ「川南町のムッチー牧場だよ~ん」:
地元畜産農家の方のブログです。被害に直面されている方の「生の声」を知ることができます。

(iv) ツイッター

・ 東国原英夫知事のツイート: http://twitter.com/higashitiji
・ 宮崎商工会議所のツイート: http://twitter.com/kaigisyo/

2: 義援金を送る

女子プロゴルファーの横峯さくら選手サッカー日本代表の長友佑都選手のほか、プロ野球の巨人西武、Jリーグのサンフレッチェ広島鹿島アントラーズ日本相撲協会など、スポーツ界でも、宮崎県や現地の畜産農家への寄付が始まっています。もちろん、私たちひとりひとりも、できる範囲でアクションし、支援の輪を広げていくのは大事なこと。オンライン募金でポチっとクリックする、コンビニでお釣りを募金箱にチャリンと入れる…。そんなひとつひとつが大きな支えになるはずです。

(i) 銀行振込で募金

宮崎県による「口蹄疫被害に対する義援金を募集します」
・ 「ふるさと宮崎応援寄付金」(ふるさと納税制度)
・ 川南町「口蹄疫対策支援金について

(ii) オンラインで募金

・ Yahoo!ボランティア「宮崎県口蹄疫被害義援金
・ ソフトバンクモバイル「宮崎県内における口蹄疫被害に対する支援について」(ソフトバンクチャリティダイヤルの設置・チャリティ壁紙の配信)
はてな「口蹄疫被害義援金の受付窓口開設」(はてなポイントによる寄付)
・ Tポイント「【緊急募金】宮崎県口蹄疫被害義援金」(Tポイントによる寄付)
・ ECナビ「宮崎県口蹄疫被害支援のポイント募金を受け付けています」(ECナビポイントによる寄付)

(iii) 募金箱で募金

・ 宮崎県、市町村、共同募金会市町村支会
・ 宮崎アンテナショップ「新宿みやざき館KONNE
セブン& アイ・ホールディングスの全国のグループ会社各店舗(セブン-イレブン、イトーヨーカドー、そごう・西武、ヨークベニマル、ヨークマート、デニーズ、オッシュマンズ、赤ちゃん本舗ほか、計1万3789店舗)
ローソン(宮崎県内のみ)
ファミリーマート(全国約7700店)
サークルKサンクス(全国)

3. 宮崎県産の食肉、畜産加工品を買う

今回の口蹄疫被害で懸念されているのが「風評被害」。農林水産省の公式ウェブサイトで発表されているとおり、

口蹄疫にかかった家畜の肉や乳が市場に出回ることはありません

宮崎県の畜産業を応援し、支えるためには、彼らが丹精込めて作ってくれた製品を購入し、ありがたく食べるのもひとつの方法です。新宿南口近くのアンテナショップ「新宿みやざき館KONNE」のほか、以下のオンラインショッピングサイトで「お取り寄せ」できますよ。

「楽天市場」の特設アンテナショップ・まち楽
アマゾンジャパンの「宮崎県“てげうめ”グルメフェア」
宮崎県産品オンラインショッピング

4. 署名活動に参加する

前回の速報記事でも紹介したとおり、JAグループ宮崎では、畜産農家の生活、農業経営の再建について国の全面的支援を訴える「『宮崎の畜産を守る』署名運動」を行っています。より多くの人々の声が集まることで、政府のこの問題に対する継続的な取り組みを後押しすることができるはず。賛同してくださる方はぜひご協力を!

google.comで「宮崎、口蹄疫」のキーワードを検索してみると、350万件以上もの情報がヒットします。それだけ多くの人々がこの問題に関心を持ち、語られている証拠といえるでしょう。もちろん、この中には、誤った情報や悪意にあるコメントなども…。私たちがいま、やるべきことは、正しい情報を自分の眼できちんと見極め、自分の頭でしっかり考えること。そのうえで、自分の意思でやるべきことを選び、アクションに移していくことではないでしょうか?募金活動しかり、署名活動しかり、アクションを実現するためのプラットフォームは整いつつあります。今度は私たちが、自分の意思や思いをカタチや行動であらわしていきませんか?

宮崎市中心市街地のショップの声をチェックしてみよう