「働く」で社会を変える求人サイト「WORK for GOOD」

greenz people ロゴ

これまで・現在・これからのグリーンズをぎゅーっとまとめました。People’s Books最新作『NPO greenz Annual Report 2017』全ページ公開!

これまで・現在・これからのグリーンズをぎゅーっとまとめました。People’s Books最新作『NPO greenz Annual Report 2017』全ページ公開!

みなさん、こんにちは! greenz.jpライターの福井(旧姓・高橋)尚子です。

私も編集参加したPeople’s Books第8弾『NPO greenz Annual Report 2017』が、ついにリリースされることになりました! そこで今回は完成を記念して、Booksの全容を一足お先にご紹介させていただきます。

People’s Booksとは?

People’s Booksとは、ウェブマガジン「greenz.jp」による「ほしい未来のつくり方」がわかるブックレーベルです。これまでに『グリーンズのつくりかた』や『グリーンズ編集学校の教科書』、『グリーンズの学びの場のつくりかた』、『ほしい未来をつくる言葉』など、グリーンズの知恵の蓄積やノウハウをまとめた書籍を出版してきました。(バックナンバーはこちら

これまでの7冊は、greenz.jpのメディア運営を寄付でサポートしてくださるgreenz peopleのみなさんのためだけに製作してきました。(greenz peopleになると新しい書籍がお手元に届くほか、過去の書籍についても会員専用ページで読むことができます!)

しかしこの最新号に限り、「greenz people」のみなさんからの寄付で制作し、読者のみなさんを含めた方々が読んでいただける本を制作! 今回は、そんな試みでつくられた一冊のお披露目、というわけです。

最新号のテーマはアニュアルレポート!

さて、そんなPeople’s Booksの最新版、今回のテーマはずばり、アニュアルレポート!

アニュアルレポートとは、活動の年次事業報告書のこと。企業や団体が、1年間、何を行い、どのような成果をあげ、これからどうしていきたいかを発表するものです。

NPO法人として6年目を迎えるグリーンズですが、こうした報告書をつくるのは実は今回がはじめて。なぜアニュアルレポートをつくろうと思ったのか、greenz.jpそしてPeople’s Books編集長の鈴木菜央はこう話します。

菜央 NPOグリーンズっておもしろいんだけど、「一体誰が、どうやって日々の仕事をしているの?」とか「お金的にはどうやって成立させているの?」と聞かれることが多いんですね。

ていねいに説明してみても、中心に近いメンバーでさえ理解するまでになかなか時間がかかるタイプの組織。言ってみればムーブメントの要素も多分にある活動をしています。 そろそろいいかげん、自分たちの組織をズバッと輪切りにして、細かいところまで成分を分析してみる、というのをやってみようと思ったのが発端です。

気になる中身をご紹介

これまでのPeople’s Booksでは、様々な角度からグリーンズの活動や経験を共有してきましたが、グリーンズの取り組みの全体像を公開する本は、今回が初めてということができそう。早速気になるその中身を覗いてみましょう!

表紙を開くと、現れるのは「NPO法人グリーンズについて」というページ。まずはここでグリーンズの取り組みが一望できます!

「取材先のみなさんに聞きました」&「greenz.jp取材先の声」では、取材先にズバリ、記事が掲載された後の反響を聞いてみました

こちらは「グリーンズの学校について」のページ。その他、green drinks Tokyo、そしてgreenz peopleでも、参加者の声とともに事業を紹介しています

もちろん会計報告も!気になるグリーンズのお金のことが明らかに

さらに、greenz.jpの運営、そして今回の書籍制作をサポートしてくださるgreenz peopleのページも。「私たちの会費って、どのように使われてるの?」という気になるところも、今回のBooksの決算報告書の部分で明らかに。

今回のPeople’s Booksの編集を担当した、greenz.jpシニアライターのヘメンディンガー綾さんは、こう話します。

綾さん 個人的経験ですが、これまで何度かNPO法人や環境団体への寄付をしてきましたが、寄付金がいったいどう使われているのかいまいち把握できなくて、寄付会員を辞めちゃうことも何回かありました。

NPOグリーンズの会員って、寄付をするという一方的なベクトルではなくて、グリーンズからも何か素敵なサプライズがもらえるっていう相互作用があります。ちょっと古い言い方ですが「情けは人のためならず」。まわりまわって、いいことの循環に自分も巻き込まれていくんです。

というわけで、グリーンズへの寄付がどのように使われ、会員になった人にどんな素敵なできごとが起こっているのか。詳しくは、People’s Books vol.08をご覧くださいね!

ただの報告書じゃない。読み応えあるインタビューもたっぷり!

この他にスペシャルコンテンツとして、読み応えたっぷりのインタビューページもあります。 まずは、グリーンズ事業統括理事・小野裕之への見開き3ページにわたる、ロングインタビュー! greenz.jpの広告に頼らない独自のビジネスモデルのスキームについて、掘り下げて語っています。

小野 greenz.jpでは、ライターさんは取材先と対等であるというスタンスをとっていて、いいことばかりを聞くのではなく、取材相手のここに至るまでの経緯や現在の悩みも掘り下げて聞いて記事を書いています。

そうやって全国各地でアクションを起こす個人や団体と悩みを共有できていると、企業や行政をクライアントとしたプロジェクトを起こす際も、その取材先と自然なかたちでご一緒できる状況をつくりやすい。

彼らの次なるチャレンジを応援しつつ、地域や企業を動かしていくようなワークショップを一緒にやりましょう、という具合にお金だけではない関係性でつながることができるんです。

小野裕之へのロングインタビュー。右ページのスキーム図と併せて読みやすいつくりに

もうひとつのインタビューコンテンツは、元greenz.jp編集長のYOSH(兼松佳宏)と副編集長スズキコウタによる対談「ライターコミュニティを育む理由」。

日々、高いクオリティの記事を発信し続けるために、編集長当時にYOSHが始めたのが、greenz.jpライターのコミュニティをつくること。そのパイオニアであるYOSHさんと後継であるスズキコウタの対談から、グリーンズコミュニティの秘密に迫ります。

YOSH ライターさんのモチベーションが、そのままgreenz.jpの記事につながると感じているんです。

(中略)

グリーンズとライターさん、あるいはライターさん同士が、お互いに貢献しあえる関係をつくり、「グリーンズにいてよかったな」「もっと関わってみたいな」と思ってもらえるよう、グリーンズへの温度感が少しずつ高まっていくような「居場所」づくりを心がけていました。

コウタ YOSHさんは『クリエイティブ・コミュニティ・デザイン関わり、つくり、巻き込もう』(フィルムアート社)で、コミュニティをつくる要素として、いま話していた「居場所」のほかに「らしさ」と「可能性」を挙げていましたね。

YOSH 「らしさ」はゴールを明確にするだけでなく、線引きするということです。 例えば、社会起業家や自然エネルギーなど、「グリーンズはこの動きの近くにいたいよね」という方向性もあるし、「このあたりは、ちょっと違うよね」みたいな。時代の変化が早いからこそ、ますますgreenz.jpの立ち位置というか「らしさ」が深まっているような気もします。

逆に「可能性」は、「らしさ」を追求しすぎて同質化しないように、読者やライターさんがビックリするような挑戦をし続けるということです。

大阪で行われた、YOSH・コウタ対談の様子

インタビューと対談、どちらの内容もグリーンズがどのように取材先やパートナー、そしてライターと関係性を築き、温めてきたのか、という核の部分を突く内容。ライターの私にとっても新しい発見があり、ふむふむと読み込んでしまいました。これらのスペシャルコンテンツが読めるのは、もちろんPeople’s Booksだけ!

制作チームについて

ヘメンディンガー綾さんは話します。

綾さん 最初に想定していたのは、実はアート本のようなインフォグラフィカルなものでした。その後、制作チームメンバーとブレストを重ねた結果、見た目を追求するだけではなく、グリーンズがNPOとして社会にじわじわとにじませているインパクトと現在地についてあぶり出した1冊に仕上がったと思います。

制作チームには、編集長の鈴木菜央とヘメンディンガー綾さんの他に、greenz.jp副編集長のスズキコウタ、シニアエディターの池田美砂子さん、そして私、福井(高橋)尚子も参加。また、記事の分類の集計などのリサーチでは、編集&ライターインターンのみなさんにもサポートいただきました。

デザインを担当したのは、昨年greenz.jpのウェブサイトリニューアルでデザインを担当してくださった前田健治さん。さらには「似顔絵といえばこの方!」という イラストレーターの山内庸資さんがイラストを描いてくださいました。

山内さんの似顔絵で、「顔の見える」事業報告書へ!似ているかな?なんてチェックしてみるのも楽しいかも

「このおふたりの力をお借りして、インフォグラフィックス的にキャッチーで、そして何よりもグリーンズらしい事業報告書に仕上がったと思っています!」と綾さん。

打ち合わせでは、グリーンズの各事業について細かいイメージを前田さんと山内さんに言葉で伝え、おふたりにはそれを汲み取って形へしていただきました。木があったり、鳥が飛んでいたり。デザインとイラストのおかげでとってもグリーンズらしい仕上がりの報告書になっています!

「greenz.jpについて」では、greenz.jpに訪れた人数の推移や、記事の地域別/分野別の分類がグラフで見やすいように。ユーザー数を木と葉っぱで表しているところもこだわりのひとつ

満を持して完成したBooks。どんな人に手にとってもらいたいか、鈴木菜央に尋ねてみました。

菜央 まずは、グリーンズの活動に興味を持った人に読んでもらえたらうれしいです。メディアで生きていこうと思っている人、よりよい社会づくりを仕事にしていきたい人、ビジネスを通じた社会課題の解決をしたい人、なんらかのコミュニティを形成しようとしている人にも、NPOグリーンズはおもしろい素材だと思うんです。

僕ら、メディアとしてはかなり変わったカタチをしているし、ビジネスとしてもこれまでにあまり例のない成立のさせ方をしているし、コミュニティとしてもかなり実験を繰り返しています。そのヒントとか、ノウハウもけっこう事業報告書に出してみたので、読んでみてほしいですね。

WEB上で今すぐに読めます! ピープルのみなさんには「配る権利」も!

グリーンズの事業の全体像、そして現在地が明らかになる1冊、People’s Books8『NPO greenz Annual Report 2017』。さっそく気になって仕方がないあなたは、すぐ下のプレビューからお楽しみください!

冒頭にも書いた通り、今回はgreenz people会員でなくても読める一冊として制作しました。

greenz peopleの寄付で制作したこのBooksは今後、より多くの方にグリーンズの活動を理解していただき、ほしい未来をつくる仲間を増やしていくために、グリーンズのイベントに来てくださった一般の方などにも配布してまいります。

『NPO greenz Annual Report 2017』、できればいますぐに紙の本として手元に置いておきたい。そんな方も、きっといるのでは?紙の本の配布はgreenz peopleになれば必ず一冊ずつお送りしてきますので、いますぐ欲しい方はぜひこの機会にgreenz peopleになっていただければ嬉しいです!

greenz people担当の植原正太郎は、さらにはこんな企みもあるそうです。

正太郎 もし多くの知人・友人に配り、グリーンズを紹介したいというピープルの方がいれば、(常識の範囲で)何冊でもみなさんに発送しようと思っています! いわば、「配る権利」があるということですね。

と太っ腹! 8月中にgreenz peopleにご入会いただけると、9月中にはお手元に届きます! greenz peopleでは他にもオンラインコミュニティ、限定イベントのご案内など楽しみがたくさん。ぜひこの機会にご入会をご検討ください!

– greenz people が気になる方は! –

greenz peopleとはNPOグリーンズにとって「ほしい未来をつくる仲間たち」です。みなさんからのご寄付によってgreenz.jpのメディア運営と記事配信を支えていただくだけでなく、グリーンズもgreenz peopleの活動をさまざまな形で応援しています。 greenz peopleについて詳しくはこちらをご覧ください!ご参加お待ちしております◎ http://people.greenz.jp/