12月は、なんといってもリニューアルの一般お披露目。最初期は、まだ未完成の部分やバグもあったかと思いますが、無事にみなさん快適に読めていますでしょうか? 実は今年に入ってからも、「第2工期」ということでマイナーアップデートを予定しているので、さらに良くなりますよ! ぜひそちらもご期待いただけるとうれしいです。
グリーンズは、僕と菜央さんのカリフォルニア出張を経て、さらに「今後の”在り方”」を探るべく、コアメンバーが合宿に出掛けたり、全65名のgreenz.jpライターさんと30分ずつマンツーマンで話す「ヒアリングツアー!」を開始しました。
特に僕にとってライターさんひとりひとりと話すのは、すごく心が満たされる時間で、改めてgreenz.jpというメディアにおいて最も大事なのはライターさんだなと感じています。とはいえ、65名全員と話し終える頃には、きっとゴールデンウィークが始まっていそうだな・・・とも(笑) 気長に、楽しく続けていきたいマイ・プロジェクトです。
さらに、九十九里でコアメンバー全員が集まって1泊2日の合宿を参加。久しぶりに個人それぞれのビジョン、およびグリーンズ全体のビジョンについて話し合う時間を持ちました。
そんなこんな、あまりにもいろいろなことがあったので、僕はとてつもなく忙しかった‥‥‥(笑) これを書いている年末、「乗り切れてよかった」とホッとしてます。
そんな12月の人気記事を振り返っていきましょう!
1番人気の記事
別に農的生活を目指さなくてもいい。90歳と87歳から暮らしの本質を学ぶ、映画『人生フルーツ』 by 石村研二さん
昭和30年代から、人口の急激な増加に伴う住宅不足を解消するため、日本各地の都市の郊外に「ニュータウン」が作られました。いわゆる「団地」と画一的な建売住宅をメインにし、多くの家族が「夢のマイホーム」を手に入れ、そこから都市部へと満員電車に耐えながら通勤したのです。
そんな「夢の町」も今は高齢化が進み、空き家が増えるなど問題も抱えるようになりました。その問題については、お年寄りと若者の共存や、別の使い方を考えるなどさまざまな取り組みがなされていますが、今回はそれとはちょっと別の視点から、ニュータウンの一角で雑木林に囲まれて暮らす建築家、津端修一さん(90歳)と奥様の英子さん(87歳)の夫婦生活を描いたドキュメンタリー映画『人生フルーツ』を紹介します。⇒ 続きを読む)
2番人気の記事
トラックの幌という“即興的な”素材に寄り添う経営のあり方。「FREITAG」創業者マーカスさんと語る、これからの時代のクリエイティブ・ビジネス論 by 佐藤有美さん
素材は、使い古されたトラックの“幌”と、シートベルト。
同じものは二つとない、カラフルで大小さまざまなカタチのバッグ。
「FREITAG(フライターグ)」というそのブランド名に馴染みがなかったとしても、プロダクトを見ればピンとくる方も多いのではないでしょうか。
フライターグは、そのプロダクトのユニークさで、世界にその名を知られることとなりました。使い古されたトラックの”幌”を変身させ、商品にしてしまうという、「アップサイクル」や「クリエイティブリユース」と呼ばれるものづくりの、いわば先駆けのようなブランドとして生み出してきたそのハイクオリティな商品は、今までの「リサイクル」のイメージを大きく変え、「ファッション」に昇華させたのです。
その傍らにあるのは「We Think and Act in Cycles」という力強いメッセージ。ものが溢れ、使い捨てが蔓延し、ファッションも消費され、働く人までもが消費されていく…そんな世の中に対しての態度表明とも受け取れます。
お店の空間づくり、売り方をはじめ、コミュニケーションの手法やデザインから、ひしひしと感じていたそのアティテュード。今回、 銀座の直営店オープン5周年記念イベント等のために来日したMarkus Freitag(マーカス・フライターグ)さんへのインタビューが実現しました。(⇒ 続きを読む)
3番人気の記事
必要な場所に必要な受け皿をつくる。トレイルランニング・ショップ「Run boys! Run girls!」の桑原慶さんに聞く、コミュニティづくりから始まる仕事の話 by 葛原信太郎さん
普通は趣味で終わってしまうことも、突き詰めると仕事になる。
例えば、アウトドアブランド「patagonia」は、創設者のイヴォン・シュイナードがクライミングに没頭し、その中で自分が必要なモノづくりを始めたことからスタートしました。好きこそものの上手なれといいますが、好きだからこそ、仕事にできることがあります。
今回お話を伺った桑原慶さんは、身近なことから、2つの仕事をつくりました。最初は、フットサルカフェ、そして今は、山の中の道を駆け抜ける“トレイルランニング”に関するセレクトショップ「Run boys! Run girls!」を、東京の馬喰町で経営しています。
小さなコミュニティから始まる仕事の面白さや、自然や地域との共生などについてお話を聞いてきました。(⇒ 続きを読む)
2016年12月の副編集長・スズキコウタのお気に入り記事
ぶどう畑はジャングルよりも面白い。400年間無農薬のぶどうをつくり続けてきたシャトーの若きオーナーが考えていること。 by Akiko Teraiさん
コウタ 僕はワインが大好きで、今年だけでも2度、カリフォルニアのナパバレーに足を運びました。そんなワイナリーから帰ってきた直後に、ライターの寺井さんから「greenz.jpでワイナリー取材の記事を書きたい」というメールを頂き、シンクロニシティを感じました。
いただいた原稿を拝読したところ、寺井さんが訪れたワイナリーの雰囲気が真空パックされたかのような記事で、一気に読み進めてしまいました。画像も美しい風景が多く、リニューアルされたgreenz.jpで、かつRetinaディスプレイで閲覧すると、飲み込まれそう‥‥!
(⇒ 記事を読む)
明日は、いよいよ「GOOD IDEA OF THE YEAR」大賞を発表します! 乞うご期待!
– INFORMATION –
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