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自転車に乗ればもっと街が好きになる!パリではじまった、世界初の子ども向け自転車シェアサービス「P’tit Vélib」

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みなさんは自転車シェアサービスを利用したことはありますか?グリーンズでも「COGOO」や「HUBCHari」などを紹介してきましたが、今や世界のさまざまな都市で展開されています。

とはいえ、どれも大人向けのサービスばかり。もっと子どもと一緒に手軽に自転車に乗りたい!そんな自転車大好きパパママの声に応えるために、パリで子ども向けとしては世界初となる自転車シェアサービス「P’tit Vélib(プチ・ヴェリブ)」がスタートしました!
 
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P’tit Vélibは、2007年にスタートし、現在では世界第3位の規模を誇るパリの自転車シェアサービス「Vélib」の子ども版。といっても、幼い頃から自転車に親しむことが主な目的で、現在はパリ市内の公園などで、週末やホリデーなどを中心に展開されているようです。

2〜10歳の各年齢に応じて、ペダルのない足で進むタイプのものから、20インチの自転車まで4種類の自転車が用意されています。プランは1時間ごと、半日、1日の3つがあり、料金は4ユーロから15ユーロとなっています。子どもはぐんぐん成長するので、自転車その都度買うよりもシェアした方がお財布にも環境にも優しいですよね。
 
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パリ市長のAnne Hidalgoさんは、この取組についてこう話しています。

P’tit Vélibは、パリに住んだり、訪れたりする子どもたちにとって、パリをもっと身近な場所にするものです。小さな子どもたちに、最も環境にやさしく、みんなと身近に関わり合える移動手段を経験してもらうことは、サステナブルな未来のまちづくりにつながっていくはずです。

小さなころから自転車に親しみ、美しいパリの街を体で感じることができたら、「自分たちの街をもっと大切にしたい」という気持ちが芽生えるかもしれません。何より、家族一緒に外で過ごす時間が増えるのも素敵です。

さまざまな街で広がる自転車シェア、みなさんも旅先でトライしてみませんか?

[via FASTCOMPANY,the guardian ]

(text:大久保咲希)