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3 years ago - 2013.11.15

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欲しいものを欲しい量だけ!ワインや調味料の量り売りショップ「Vom Fass」

ベルリン市内にあるVom Fass(フォムファス)のショップ ベルリン市内にあるVom Fass(フォムファス)のショップ

容器は繰り返し利用し、商品の中身だけ補充する、リフィル式のプロダクトとしては、エコな石けん・洗剤を販売するカナダ・バンクーバーの「Soap Dispensary」や、高級スーパー「Whole Foods Market」のリフィル専用ビールなどがありますが、環境先進国のドイツでは、容器をリユースし、欲しい商品を欲しい量だけ購入できるショップとして、「Vom Fass(フォムファス)」が知られています。

「Vom Fass」は、ワイン・ウィスキー・蒸溜酒といった酒類とオリーブオイル・ワインビネガーなどの調味料を取り扱うフランチャイズチェーン。現在、ドイツ国内のほか、英国・イタリア・スペイン・米国・ブラジルを含む30カ国以上で展開しています。

一般的に、最寄品の買い物は、とかく効率やスピードが求められがちですが、「Vom Fass」は、実際に商品を見て、嗅いで、味わって、必要な量だけを購入する「スローショッピング」。すべての商品について試飲ができるので、味を確かめ、本当に気に入ったものだけを購入することができます。

また、容器をリユースできるのも特徴のひとつ。店内では、オシャレなビンやボトルが販売されており、商品の中身に合わせて容器を選ぶのも「Vom Fass」ならではの買い物スタイルとなっています。

「Vom Fass」発祥の地であるドイツでは、ビンの分別が徹底され、街のいたるところに分別ボックスを設置。「Vom Fass」がドイツ国内の数多くの消費者たちに愛されているのも、このような分別ルールの徹底や日々の習慣づけによって「ビンはリサイクル・リユースされるもの」という意識が根付いているからかもしれません。

ベルリン市内に設置されているビンの分別ボックス。左から、透明ガラスビン・グリーンガラスビン・茶ガラスビンに分別するルールとなっている。
ベルリン市内に設置されているビンの分別ボックス。左から、透明ガラスビン・グリーンガラスビン・茶ガラスビンに分別するルールとなっている。

「Vom Fass」は、すでに日本にも進出。こだわりのお酒をじっくり探すなら、一度、近くのショップをのぞいてみてはいかが?

日本のフォムファスショップへ行ってみよう!
Vom Fass 公式ウェブサイト

writer ライターリスト

松岡 由希子

松岡 由希子

松岡由希子(Yukiko Matsuoka)。大阪生まれ、奈良育ち。米国MBA(経営学修士号)取得。アントレプレナーシップ(起業家精神)を専攻。経営コンサルティング、ベンチャー企業の立ち上げなど、約10年にわたるビジネスでの実務経験を経て、物書きに転身。「持続可能な未来づくり」をコアなテーマに掲げ、グローバルな視点から、幅広いジャンルで執筆中。2008年10月から2014年3月までグリーンズライターを務める。 Twitterアカウント: @boochan

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