現在、iPhoneの普及にともないさまざまなケースが販売されています。落下の衝撃を吸収してくれるケース、可愛くデコレーションされた女の子向けケース、充電をサポートしてくれるケース、などなど!みなさんはどんなケースをお持ちですか?
今回ご紹介するのはなんと、紛失してしまったモノを発見してくれるiPhoneケースです。iPhone本体だけではなく、家のカギやカバンの紛失、さらには子どもやペットの迷子まで防ぐことができます。そんな異色のiPhoneケース「Bikn」をご覧ください。
こちらが紹介動画です。
アメリカのTreehouse Labsという会社が開発したこのiPhoneケース「Bikn」は、iPhoneアプリと、紛失したくないアイテムに付けるタグが連動して作動します。
使い方は簡単です。iPhoneに「Bikn」を取り付けます。この本体ケースにはバッテリーと位置情報センサーが内蔵されています。そのため、紛失したiPhoneの電源が切れていても、位置を特定することができます。
その後アプリをダウンロードして、専用のタグを紛失したくないアイテムに取り付けます。最大で256コのタグとアプリを連動させることができます。
ここまで設定が完了したら、アプリとケースとタグが独自のワイヤレスネットワークで繋がります。
『Bikn』には機能が3つあります。“Find”は、紛失してしまったアイテムの位置情報を確認したり、取り付けたタグからアラーム音を出すことができる機能。“Leash”は、iPhoneやタグを付けたアイテムが指定した場所から一定の距離を離れてしまった場合に、自動でアラーム音を出す機能。“Page”はアプリ内で選択したアイテムのタグからアラーム音を出すことのできる機能。iPhone本体が紛失してしまった場合は、アイテムに取り付けたタグのボタンを押すことで、iPhoneケースからアラーム音を出すことができます。
『Bikn』のワイヤレスネットワークは、およそ150m四方の範囲で機能します。独自のネットワークですが広範囲をカバーします。紛失に気づいたタイミングなら間に合いそうです。
これまでもGPSでユーザーの位置情報を把握するサービスはありましたが、この『Bikn』はiPhoneケース・アプリ・専用タグを用いて独自のネットワークつくるところが特徴的と言えます。そのおかげで、iPhoneの電池が切れてしまっていたり、本体そのものを紛失してしまったとしても対応することができます。まさに「死角無し」なプロダクトといえるかもしれませんね!
頻繁にモノを無くしてしまう人にとっては朗報ともいえるiPhoneケースですが、モノだけではなく大切なペットの迷子対策にも利用することができます。また、認知症の老人や、遊び盛りの幼い子どもたちのカバンなどにタグを取り付けておけば、見失ってしまったときに、すぐに見つけることができます。まさに、使い道はユーザー次第です!
(via Springwise )
位置情報をつかったこんな迷子防止サービスも!