ISSUE ☆日本と世界のソーシャルデザイン

4 years ago - 2012.01.11

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チップを渡すような感覚でコンテンツ製作者を支援!ソーシャルチッピングプラットフォーム「Grow!」が、いよいよ正式リリース!

GrowScreenShot

以前greenzで取り上げたクリエイターを支援することができるサービス「Grow!」が日本国内で正式にリリースしました。

Social Tipping Platform(ソーシャル・チッピング・プラットフォーム)とそのタグラインも新たになりました。ボタンをクリックすることで、お気に入りのコンテンツにチップを贈ることができ、コンテンツ製作者を支援を行うと同時に、それを友人に共有することができます。

Grow! は今回の正式リリースに伴って、デザインの総合的な見直しを行い、Grow! されたユーザーに贈られるポイントのAmazonギフト券への交換なども開始しました。開始当初は 10Grow! につき、600 円分の Amazonギフト券と交換することができるそうです。(今後、為替レートの影響で変動の可能性あり)。※自分で購入したポイントは交換できないそうです

Grow!ポイントがAmazonギフト券に交換できる

Grow!ポイントがAmazonギフト券に交換できる

今回のアップデートで、Grow!ポイントの出口を用意できたことが大きなポイント。これによってコンテンツ制作者は自身が良いコンテンツを生み出し、Grow!されればそのポイントをAmazonギフト券と交換することで、なにか自分のほしいものを購入することが可能となります。コンテンツ制作のモチベーションにも変化が生まれそうです。

 Some rights reserved by Pip R. Lagenta

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正式リリースを迎えるGrow! CCOのカズワタベ氏に、β版から正式リリースに至るまでの話や、自身のプロダクトをつくるということについてお話を伺いました。

あとはビジネスとして成り立たせるだけ

Grow!を始めてみて感じたことは、このサービスに対する批判が「無料で見れるコンテンツにお金を払う人がいるのか」という一点にのみ集中していることです。Grow!というサービスがビジネスとして成り立つのか、という点のみが問題で、社会的な意義に関してネガティブな意見はほとんどありませんでした。

前者についてまだ払拭できていませんから大きいことは言えませんが、β版のリリースからこれまでの様子を見ていて、賞賛や感謝の気持ちの伝え方としてGrow!のような形が、今後受け入れられていくだろうという実感はあります。サービスの根幹にある思想が受け入れられたのなら、あとはビジネスとして成立させるだけですから、やれることをやっていくだけだと思っています。

Grow!することはチップ文化に似てる

「Social Tipping Platform」の名の通り、Grow!ボタンをクリックすることは欧米のチップ文化に近いと思っています。こう言うと「日本ではチップ文化がない」と言われてしまうんですが、日本でも後輩にジュースをおごったりしますよね。実際の生活ではみんな自然とやっていることなんです。ふと出会った、自分が心を動かされたものを作った人に、ああいう感覚でGrow!することが当たり前になっていったら、世の中が良い方向に動くんじゃないか、そう考えて作っています。

自分で何か始めるとき大事なこと

実はGrow!に関しては、僕は単に自分が使いたいサービスを作っただけなんです。ウェブサービスを作りたいから作ったわけではなく、自分にとって理想の世界を実現するために、この形が適していたというだけでしかありません。最近はたくさんのプロジェクトが立ち上がっていますが、個人の思想が反映されたもの、”その人っぽい”企画じゃないと、見ていてつまらないんですよね。

Grow!ポイントの出口の増加、ユーザビリティの向上、新機能の実装、潜在的なユーザーにGrow!を知ってもらうための広報活動など、行うことは山ほどあると語るカズワタベ氏。3月のアメリカでのリリースに向けて精力的に活動していくそうです。今後Grow!がどうなっていくか期待が高まります。

writer ライターリスト

Junya Mori

Junya Mori

モリジュンヤ。1987年岐阜県美濃加茂市出身。 複数のメディアやプロジェクトに携わりながら、編集、企画、取材、執筆を行う。テクノロジー、ビジネス、モノづくり、暮らし、都市、地域など多様な領域を横断して取材・調査・発信することで、未来と未来につながる様々なことを編集していくことを目指しています。 Blogeditor’snaut Twitter@JUNYAmori FacebookJunya Mori Google+Junya Mori

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