グリーンビジネス

“フローリングの模様はまっすぐじゃなくてもいい?” ふぞろいの材木たちをありのままの姿で床板にする「Bolefloor」

松岡 由希子 2011/04/08



Copyright (c)  2011 Bolefloor. All Rights Reserved.

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フローリングというと、床板がまっすぐ整然と並んでいるのが当たり前という気もしますが、その原材料である木は、通常、どこかしら曲がっているもの。つまり、私たちが日々、目にしている床板は、切って整えられたものであり、この過程で貴重な木材が無駄になっているのが現状です。そこで、曲がった材木をうまく組み合わせて床板にするという取り組みがはじまりました。

オランダの「Bolefloor」は、木材の天然のカーブに従って床板をつくり、それぞれのカーブをジグソーパズルのようにうまく組みあわせて、隙間なく、部屋に敷き詰めるというプロダクトを展開しています。

ここでは、エストニアの大学「Tallinn University of Technology」やフィンランドの開発会社、ソフトウェアベンダーなどが共同で専門に開発した、CAD/CAMシステムと最適化アルゴリズムを活用。

スキャナーの視覚識別技術がそれぞれの木材のカーブを評価し、木材が元来持つカーブ同士を最も効率よく組み合わせるためのシミュレーションを行います。これによって、より少ない床板で、部屋を敷き詰めることができるのです。

Copyright (c)  2011 Bolefloor. All Rights Reserved.

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床板は丈夫で、それぞれが床に描くカーブが美しいのも特徴。もちろん、木材という天然資源の効率的な利用にもつながります。「Bolefloor」は、一般家庭のフローリングとしてのみならず、レストランやショップ、オフィス、劇場、美術館などでも設置可能。省資源で環境にやさしい床板として、広く活用できそうです。

[via treehugger]

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ライター紹介
松岡 由希子

松岡由希子(Yukiko Matsuoka)。大阪生まれ、奈良育ち。米国MBA(経営学修士号)取得。アントレプレナーシップ(起業家精神)を専攻。経営コンサルティング、ベンチャー企業の立ち上げなど、刹那的なビジネスの世界にどっぷり漬かること約10年。持続可能な未来づくりにたずさわりたいと、一念発起し、独立する。現在、グリーンビジネス、ソーシャルアントレプレナーシップなどのテーマを中心に「物書き」として活動中。

Twitterアカウント: @boochan