太陽光や風力などを使ったクリーンな発電プロダクトは、greenzでもこれまでいくつもご紹介してきたように、次々と新しいものが考案されています。今回はアウトドアで使うならこれぞ究極と思うような、ハイブリッドな発電ユニットをご紹介しましょう。
「NEWEN」は、アルゼンチンのデザイナーFrancisco Tabladoが考案した、太陽光と風力のダブルで発電する自立型発電ユニットです。NEWENの上部にある3枚の太陽光パネルは風を受けると回転し、太陽光発電も風力発電も同時にできる仕組みです。土台のオレンジの部分はバッテリーになっており、発電したエネルギーはオンデマンドで供給できるようになってます。
NEWENのスゴイところはそれだけではありません。LEDライトとテーブルに、スピーカー、WiFiリピーター、VHFラジオ、それにセキュリティのための赤外線センサーまで付いています。電気機器の充電だってもちろんできます。雪山や荒野のような極限の環境でも耐えられるのに、スタイリッシュなデザインというのもポイントが高いですよね。アウトドア好きの男性は、男心がくすぐられるのではないでしょうか。
アウトドアのキャンプでNEWENがあれば当然快適に過ごせるでしょうが、本当に活躍しそうなのは、被災地や難民キャンプのような場所ではないかと思います。どちらにしても、極限の場所のために考えられたプロダクトが、デイリーユースに落とし込まれていき、やがて私たちの暮らしが変わっていくのでしょうね。
(via EcoFriend)
NEWENとこのテントでアウトドアは無敵な気がします