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電池が切れたらブランコへ!ポルトガルのデザイン集団がつくった、手づくりの”発電ブランコ”が話題に

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以前、野外フェスでの「Human Powered DJ」を紹介しましたが、「人力発電」と聞くと、体を張って大変そう…というイメージがありますよね。今回は普段通りに遊んでいたら、「えっ、発電できちゃったの?」と思わずビックリしてしまう、素敵なブランコを紹介します。 

この”ブランコ発電”の仕組みは至って簡単!木の板と麻紐、タイヤでできたブランコを漕ぐと、紐で繋がれたタイヤが回り、この動きによって発電されるというわけなのです。

考案したのは、ドイツ・ベルリンとポルトガル・オポルトという都市に拠点を置くデザイン集団「moradavaga」。

ヨーロッパの様々な都市で行われるアートフェスティバル「Guimarães 2012」のポップアップ・カルチャー・プログラムの一環としてつくられたこの人力発電機。

多くの技術やお金を使わずにつくることで、現代に広がる電気などの問題を解決しようと提案しています。確かに日本でも自転車を漕いで発電する装置がありますが、自分で発電した達成感だけでなく、改めて電気について考えるきっかけになりますよね。何よりみんなの顔が楽しそう!

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このブランコは残念ながら11月16日で撤収されてしまいましたが、こんなブランコが常駐された公共空間がもっと増えれば、エネルギーのことをもっと身近に感じられるようになるかもしれませんね。

(Text:鈴木真奈美)
[via inhabitat]