今年最初にご紹介するソーシャル広告は、
去年youtubeで話題になったバイラル動画です。
まずはご覧ください。
地下鉄のホームで
電車が来るのを待つ女性。電車が着きますが、
その電車には青りんごがたくさん詰まれています。
ドアが開くと同時にドドドドーッと
大量のリンゴがホームになだれこんできて…
構内のアナウンスからはこんなメッセージが。
「飢える人がいる一方で、このNYCでは.
大量の食料が浪費されています。」
これは食糧支援のNPO、
City HarvestのバイラルCMです。
リンゴで驚かせて心理的なガードが
甘くなっているところに、
メッセージをナレーションではなく
構内のアナウンスという
そのシチュエーションになじんだ方法で
伝えているのがウマいと思いました。
30秒という短い秒数ですが、
メッセージはしっかりと刷り込まれますね。
そして、人に伝えたくなります。
CMですべてを説明しようとするのではなく、
その後の展開を考えて割り切って
つくってあるところがクレバーだと思いました。
ソーシャル系の活動は内容が独特だったりして、
ついつい情報の量が多くなってしまいますが、
広く伝えるためには割りも大事なんですね。
※メイキングもなかなかスゴいです。
撮影にiPhoneをつかったりしています。