People’s Books vol.7『ソーシャルデザイン白書2016』特設ページ
ウェブマガジン「greenz.jp」のメディア運営を寄付で支えてくださっている読者「greenz people」だけにお届けしている特典本「People’s Books」の最新刊が完成しました!
今年の7月で10周年を迎えたgreenz.jp。ひとつの節目に立っている私たちが、今回のテーマに選んだのは「ソーシャルデザイン白書2016」です!
“ソーシャルデザインは、どこから来て、どこへ向かうの?”という問いを片手に、まだ明確に定義されていない「ソーシャルデザイン」という概念を紐解く一冊をつくろうと、企画会議を始めたのは2016年2月。
『ソーシャルデザイン白書2016』は、「ソーシャルデザインの歩み」「ソーシャルデザインの現在地」「ソーシャルデザイン 未来への仮説」という3つの章で構成されています。これまでの歩みを振り返り、現在地を確認し、未来を見据える。グリーンズが見てきたソーシャルデザインの景色を、ぎゅっと一冊に閉じ込めました。
今回の一冊が制作されるに当たった経緯はこちらの記事をご覧ください!
『ソーシャルデザイン白書2016』ついに完成。ソーシャルデザインの過去・現在・未来がわかるgreenz people限定本の全貌をご紹介します!
『ソーシャルデザイン白書2016』を物語る、5つのポイント
『ソーシャルデザイン白書2016』の魅力を5つのポイントに分けてご紹介します!(by People’s Books編集製作担当 池田美砂子)
【ポイント1】表紙がすごい
まず、今号の特別感を端的に表現しているのは、表紙デザイン。これまでも「カラフルでかわいい」と評判でしたが、いつもお世話になっているデザイナーの加藤大祐さん(KTCN graphix)に加え、今回はイラストレーター・Yoneさんの力をお借りして、とびきりチャーミング、かつコンセプチュアルに仕上がりました。
手にとったとき、ソーシャルデザインのワクワクを、真っ先に感じていただけるのではないかと思います。
『ソーシャルデザイン白書2016』表紙デザイン
【ポイント2】いつもの2倍!充実の内容
編集メンバーが実物を目にした第一声は、「分厚い!」でした。これまでのPeople’s Booksは、気軽に手に取って持ち運べるB6サイズほどのコンパクトな書籍でしたが、今回は、思い切ってB5サイズ(182×257ミリ)に。ページ数もこれまでの96ページから、192ページヘと、一気に倍増! 写真や図、イラストも豊富で見やすく、かつ読みごたえある、充実の内容となっています。
【ポイント3】12本の書きおろし記事を収録
まだあまり語られたことのない、ソーシャルデザインの過去、現在、未来。本書では、greenz.jpで執筆中のライター・エディター総勢11人が、それぞれの目線でソーシャルデザインについて語ります。
編集長・鈴木菜央によるソーシャルデザインの歩みについての“事件的”記事「ソーシャルデザイン進化論」をはじめ、greenzライター7人によるそれぞれの研究発表記事、ソーシャルデザインの実践者とともに未来を見据える4本の対談などなど、合計12本すべてが本書のための書きおろし記事です。まさに、グリーンズの総力を結集した一冊と言えるでしょう。
第1章「ソーシャルデザインの歩み」に掲載されている編集長・鈴木菜央による“事件的”記事「ソーシャルデザイン進化論」
第2章「ソーシャルデザインの現在地」では、「◯◯×ソーシャルデザイン」をテーマにした7人のライターによる研究発表記事をご紹介
第3章「ソーシャルデザイン 未来への仮説」には4本の対談を収録。ソーシャルデザイナーたちが見据える未来とは?
【ポイント4】みんなで、つくりました!
今号は、私たち編集メンバーだけではなく、“みんなでつくった”一冊。greenzライター・エディター陣、読者、greenz people、「グリーンズの学校」卒業生、取材先など、グリーンズが日頃お世話になっている100人以上のみなさんにも、様々な企画にご登場、ご協力いただいています。
巻頭特集「ソーシャルデザインってなんですか?」の回答は、実に色とりどり
「あなたのほしい未来は?」 みんなのワクワクが伝わってくる読者参加ページ
さらに、そんなみなさんの「ほしい未来」に向けたアクションをひとつの世界観として表現したイラスト「Social Design 2016」(by Yoneさん)を、大発表! ポスターとして書籍に挟み込んでお届けします。
イラスト「Social Design 2016」の全貌は、届いてからのお楽しみ、です!
【ポイント5】“余白”がある
そして、この本全体を通して伝えたいことは、ソーシャルデザインの主役であり、この本の主役は、この本を手にとったあなた自身であるということ。本書には、随所にあなた自身が参加する余白ページ「White Paper」が差し込まれています。
このページをどう使うかは、あなた次第。『ソーシャルデザイン白書2016』は、あなたが書き込んで初めて完成します。本書が、あなたが“ほしい未来”への第一歩を踏み出すきっかけとなりますように。
全4ヶ所に存在する「White Paper」。“余白”をどう使うかは、あなた次第です
いかがでしょうか? 少しでも『ソーシャルデザイン白書2016』の雰囲気、そしてワクワクを感じ取っていただけたらうれしいです。
オンラインで試し読み
『ソーシャルデザイン白書2016』の一部をチラ見せします!
目次
巻頭 「ソーシャルデザイン」ってなんですか? p.8
第1章 ソーシャルデザインの歩み p.14
ソーシャルデザイン進化論
[Date]データで振り返るgreenz.jpの10年
[White Paper]歩み
第2章 ソーシャルデザインの現在地 p.52
暮らし×ソーシャルデザイン
選択×ソーシャルデザイン
未来へ残す言葉×ソーシャルデザイン
自分らしさ×ソーシャルデザイン
スタディ×ソーシャルデザイン
移住×ソーシャルデザイン
パーマカルチャー×ソーシャルデザイン
[Report]ソーシャルデザインは可視化できる?
[White Paper]現在地
第3章 ソーシャルデザイン 未来への仮説 p.122
暮らしの未来
言葉の未来
スタディの未来
日本の未来
[Voice]greenz.jp読者のほしい未来
[Whitepaper]未来
巻末 ほしい未来へのアクション p.178
[Image]Social Design 2016
[White Paper]アクション
編集後記 p.191
『ソーシャルデザイン白書2016』がほしい方は!
これを機に「greenz people」にご入会ください!
ご入会とBooks配送のタイミング
10月末までの入会 → 11月上旬にお届け
11月末までの入会 → 12月上旬にお届け
12月末までの入会 → 1月上旬にお届け
ウェブマガジン「greenz.jp」はgreenz peopleのみなさんからいただいたご寄付をもとに、日本にソーシャルデザインをもっと根付かせていくための、驚きと学びのある新企画を、どんどん仕掛けていきます!
ここで立ち読みできます!
greenz peopleのみなさんには『ソーシャルデザイン白書2016』を2冊ずつお届けしています。1冊は自分用、もう1冊はギフト用です。2冊目のギフト本をみんなが読めるようにカフェや、公共スペースに置いてくださっている方がいます。全国各地の「ソーシャルデザイン白書2016」立ち読みスポットをご紹介します!
・greenz Harajuku(東京/原宿)
東京都渋谷区神宮前2-19-5 アズマビル1階
・さとうさんち(埼玉/さいたま市)
「自宅兼事務所の1軒家の一部を解放し、地域の茶飲み場として2016年10月にオープン。様々なワークショップやイベント企画、地域の情報発信を行っています」
埼玉県さいたま市南区鹿手袋5-17-24 JR武蔵浦和駅西口より徒歩10分
・co-ba ROYAL ANNEX(東京/大塚)
「会員制コワーキングスペースco-ba、不定期にイベント開催や打ち合わせ場所に利用可能です。いつでも誰でも見られるというわけではありませんが、私(orito tatsuya)の本棚に置いておきます」
東京都豊島区東池袋2-6-2ロイヤルアネックス2階 JR山手線大塚駅 徒歩6分、都電荒川線向原駅 徒歩2分
・曽田文庫ギャラリー(島根/松江)
「私設図書館になります。地元本に強く、古いものだけではなく新しい本もあります。各種イベントなどもあるほっこりしたスペースです!島根県ならではの神在月にちなんで ブック在月 開催中。ぶくぶく交換 仮装図書館イベントで 寄贈本として持っていきました。
※ラフカディオは~ん?の仮装でふざけていてすいません。見えにくいですが 本を持ってます。」
島根県松江市雑賀町286番地
・ひばりテラス118(東京/ひばりヶ丘)
「団地をリノベーションした、どなたでも使えるコミュニティセンター。大小6つのコミュニティスペースや、個人の仕事や趣味に使えるパーソナルスペース、カフェ、共同菜園、カーシェアなどの機能を備えています。」
東京都西東京市ひばりが丘3-4-47
・Nishitokyo CRAFT BASE(東京/西東京)
「ものづくりのワクワク感や楽しさをみんなでシェアできるコミュニケーションスペースを2016年10月2日にオープン。ものづくりのワークショップを中心に、地域に開かれたイベントスペースとしても利用できる。11月から5:30-7:00の早朝カフェもスタート。DIYや暮らしに関する雑貨の購入もできます。」
東京都西東京市富士町4-5-15
・Noblesse Oblige(千葉/柏)
「デザイナーからサラリーマン・学生まで、様々な方が利用しているコワーキングスペースです。モニター・4K画質大型モニターの無料貸出、一時託児サービスも有り。一時利用540円、月額利用6,480円から。」
千葉県柏市東上町2-28 第一水戸屋ビル オフィス棟 3F
・HOOD天神(福岡/天神)
「移住して人生をはじめる人、新しく会社をつくってビジネスをはじめる人、地域のコミュニティやまちづくりをはじめる人などが、立場や状況を超えて繋がり、対話して、学び合うシェアオフィス兼イベントスペース。」
福岡県福岡市中央区天神1丁目15−5 天神明治通りビル