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海ごみ問題の深刻化は、いまや国際社会が緊急に取り組むべき課題とのひとつとなっており、中でもその多くを占めるプラスチックごみの削減が求められています。世界の各地で使い捨てプラスチックの削減の取り組みが進められる中、ペットボトルはレジ袋とともに、トップターゲットアイテムとされています。
本フォーラムでは、海ごみをめぐる国際情勢や国内外の取り組みを共有し、解決の糸口として、ペットボトル飲料の利用を減らす等のエシカル消費を進めることを中心に、国内および国際的な連携の方法を議論します。
プログラム
●第1部 海ごみと使い捨てプラスチック削減の最新動向
・講演1 「海からの警告〜レイチェル・カーソンの遺言」 上遠 恵子 氏(レイチェル・カーソン日本協会 会長)
・講演2 「ロンドンのOne Less Bottleキャンペーン」 フィオナ・シュウェリン 氏 (ロンドン動物学協会 海洋プロジェクトマネージャー)
・報告1 「欧州における使い捨てプラスチック削減の取り組み」 瀬口 亮子(水Do!ネットワーク 事務局長)
・報告2 「会議飲料ウォッチャー2017」結果発表 水Do!ネットワーク事務局
休憩(オアシスタイム)
●第2部 海のプラスチックをへらすために
・講演3 「海ごみはどこから?」 橋本 淳司 氏 (水ジャーナリスト)
・パネルディスカッション 「脱使い捨てに向けた海と街の連携」
パネリスト
吉野 美子 氏 (一般社団法人 JEAN)
岸村 小太郎 氏 (日本プラスチック工業連盟 専務理事)
井上 雄佑 氏(環境省環境再生・資源循環局 リサイクル推進室 室長補佐)
フィオナ・シュウェリン 氏
瀬口 亮子
モデレーター
橋本 淳司 氏
講師プロフィール
フィオナ・シュウェリン(Fiona Llewellyn)
ロンドン動物学協会(zoological Society of London)海洋プロジェクトマネージャー。2016年、海ごみ問題に市民が日常生活から取り組める活動として、ペットボトルの利用をやめることを呼びかける「One Less」キャンペーンを立ち上げる。ロンドン市内で行政、企業、市民との連携により啓発活動を実施、モデル事例を実現するとともに、国連会議等でのロビーイングも展開している。生態系、進化、保全の専門(インペリアル・カレッジ・ロンドン理学修士)。
上遠 恵子 (かみとお けいこ)
レイチェル・カーソン日本協会会長。東京大学農学部農芸化学科研究室勤務、学会誌編集を経て、現在エッセイスト。訳書にレイチェル・カーソン著『センス・オブ・ワンダー』、『潮風の下で』、『海辺』など。
橋本 淳司(はしもと じゅんじ)
水ジャーナリスト、アクアコミュニケーター。水課題を抱える現場を調査し情報発信。国や自治体への水政策の提言、子どもや一般市民を対象とする講演活動を行う。
【日時】
2018年2月22日(木)13:30-16:40
【会場】
プラザエフ(主婦会館)クラルテ
【住所】
東京都千代田区六番町15
【参加料】
1,000円
【申込み】
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【ウェブサイト】
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【お問い合わせ】
水Do!ネットワーク事務局 E-mail:info@sui-do.jp