[2018.02.05 いよいよ今週末開催!◎]
こんにちは!greenz.jpスタッフの高橋です。
グリーンズでは2018年も、まちの魅力や資源から事業づくりを始める新たなチャレンジャーを応援すべく2月に「創業キャンプ」を茨城県大子町で開催することになりました!
ここ数年、グリーンズではたくさんの「まち」を舞台に取材させて頂く機会が増えました。
中でもその取組みの多様さを実感するのが、「まちの顔」となる魅力的な起業家のみなさんです。
起業家!というとなんだかすごい遠くの話のような気がしますが決してそんなことはありません。
-自分自身が暮らすまち・集うまちの中で、地域資源を見極めてサービスをつくる。
-地域の「もっとこうなったらいい」の解決の第一歩につながる。
-「◎◎な場所を提供したら、お客様に喜んでもらえるか」など
常に好奇心と探究心をもってチャレンジする、魅力的な方々です。
今回の創業キャンプの舞台は茨城県大子町!
人口18000人の大子町は、奥久慈リンゴをはじめ農産物の産地でもあり、キャンプや渓流釣り等アウトドア、伝統工芸の職人やまちづくりNPOなど、幅広い分野でプレイヤーが生まれており、これから地域でのチャレンジが期待されています。
・マイまちづくりコース by 塩田大成さん
・アウトドアあそびばコース by 橋村和徳さん
・ローカルデザインコース by 宇田川裕喜さん
以上3つのコースに分かれ
-「商店街の空き物件を想定した事業プランニング」
-「アウトドアをテーマに、地域のフィールド探しからはじめるコンテンツづくり」
-「大子町の特産品をテーマとしたブランディングデザイン」
これらを軸に、地域資源の見つけ方や事業の核となるコンセプトのつくりかた〜事業計画づくりまで、一貫したプロセスを学ぶことができます。
また、地域資源を活かした事業づくりを行ってきた先輩であるゲスト講師のレクチャーを聞いて、実際に地域で起業した経験を共有してもらいます。
(*レクチャーは全コース共通となります)
当日の流れ
まずはグリーンズ小野から、これまでgreenz.jpで取り上げた地域資源をいかした起業事例をレクチャーでお伝えします。
そして、地域資源を素材に起業・事業を仕掛けてきたゲスト講師から「事業を立ち上げ時の企画のコツ」「継続する仕組みづくり」「収支計画(とても大事!)」など、リアルな起業・事業づくりのポイントをお話頂き理解を深めていきます。
2日間かけて、グループに分かれて事業計画を練ります。
ターゲットやコンセプト・そして事業計画を、スピード感を保ちながらつくることで、次の一歩を踏み出します。
(講師陣もメンターとして都度アドバイス予定です)
この講座ではじめの一歩を獲得できるもの
・事業をつくるための地域資源を発見する目線
・事業を立ち上げるための企画力、構想力
・ひとを巻き込みながら継続していく力
・基本的な収支計画のつくり方や資金調達の方法 等
ビジネスを立ち上げるプロセスや話の決め方を体感することができます。
こんな思いを持っているかたにオススメ!
・大子町の地域の魅力で、新たな事業を生み出したい
・自分の暮らすまちで、新たなチャレンジをしたい
・自分の興味関心に根付いた商売を始めたい
・まずは地域ビジネスを立ち上げる上での考え方を学びたい。
・今後地域の事業者と組んで、クリエイティブな仕事を始めたい(グラフィック/空間デザイン、建築、コミュニティデザイン等)
・2拠点居住、または移住を考えている。
共通のテーマを持った、未来の仲間がみつかるかもしれません。
今回のスクールは、2017年よりスタートした茨城県・大子町との共同企画です。
自分自身の興味関心や地域の魅力に紐付いた仕事を始める方を応援してきました。
次はあなたが、地域資源をいかした事業づくりをはじめてみませんか?
ご参加お待ちしています!
開催概要
開催日程
2018年2月10日(土)、2月11日(日)2月12日(月・祝)*2泊3日開催
10日(土)12:45受付/13:00〜17:00(*初日終了後、別途懇親会開催)
11日(日)9:30受付/10:00〜18:00(途中16:00より中間プレゼン)
12日(月)9:30受付/10:00-14:30(13:00最終発表)
タイムテーブル
【1日目・2月10日(土)】
開講式、レクチャー、コースごとの説明
(18:00〜懇親会)
【2日目・2月11日(土)】
レクチャー、グループワーク、中間プレゼン
【3日目・2月12日(日)】
最終プレゼンテーション、閉講式
講師
橋村和徳さん(株式会社VILLAGE INC. 代表/一般社団法人 下田HOMIE 理事)
1973年生まれ、佐賀県唐津市出身。
東京の大学を卒業後、テレビ局3年、
上海勤務を含むITベンチャー8年の会社勤務を経て、
2009年に帰国し伊豆下田へ移住。
アウトドアベンチャーとしての活動を開始し、
2011年に「VILLAGE INC. 」(ヴィレッジインク)を設立。
船でしか行けない1日1組のキャンプフィールドを皮切りに、
地域の自然資産を生かした『空間』と『非日常体験』でもって
感動の時を提供できる事業「Villaging ヴィレッジング」(村づくり)
を全国で手掛けている。
▶橋村さんの取材記事はこちら!
「とにかく自分の「やりたい」をいちばんに満たし切る。話はそれからだ。VILLAGE INC.橋村和徳さんと語る、地域ビジネスの始めかた」
塩田 大成さん(株式会社ビルススタジオ 代表取締役)
栃木県宇都宮市もみじ通りで、 不動産・建築設計・地域プロデュース・グラフィックデザイン等、 「空間/場所づくり」を行う。シャッター街だったもみじ通りで は、出店・新規開業の相談から 大家との物件交渉までを行い、 個性的な界隈を創出する。
栃木県初のシェアハウス「KAMAGAWA LIVING」、観光商品をトリガーとした地域価値創造プロジェクト「OHYA UNDERGROUND」などをプロデュース。
▶塩田さん取材記事はこちら!
「シャッター通りに、17軒の店舗が続々開業! その陰の立役者、空間プロデュースのビルススタジオ塩田大成さんは「つくっておわり」にしない建築家だった!」
宇田川裕喜さん(コンセプトデザイナー/ 株式会社バウム 代表取締役)
東京都出身。大学在学中に、環境雑誌記者として企業を取材しながら世界を旅する。コミュニケーションの力で「貧困を過去のものにしよう」としたNGOのキャンペーンに感動して広告の世界へ。2010年、株式会社バウム設立。アイデア、デザインの力で「場」を生むことで企業や社会の課題解決や事業創出に取り組む。2012年より米国ポートランド進出。現地でまちづくりの学校を開講するとともに、日本企業の国際戦略開発を現地デザインスタジオと共に展開。2016年からコペンハーゲンにも拠点を持つ。
また、大子町のプレイヤーもサブ講師として今回ご参加頂きます。
【マイまちづくりコース 】
小崎 武広さん(らっしゃい・でえご隊 代表/有限会社小崎陶器店)
商店街(まちうち)生まれ。若手商店主の代表格。らっしゃい・でえご隊のおいて,百円商店街やレトロ商店街の企画「大子デパート構想」を企画運営
笠井 英雄さん(NPO法人まちの研究室 副理事長/株式会社故郷大子 代表/daigo cafe オーナー/丘の上のゲストハウス「Daigo house」
大子町で生まれ,高校以降を町外で過ごす。北海道での生活を経て,本場のYOSAKOIソーランを大子町に広めたいと熱い思いで,常陸国YOSAKOI祭りを創設。現在は,古民家を改築したカフェと自動車教習所の合宿所を改装したゲストハウスを経営中である。
【アウトドアあそびばコース】
川井 正人さん(NPO法人まちの研究室 理事長/川井哲男司法書士事務所)
父の司法書士事務所を手伝いながらまちおこし活動に従事。常陸国YOSAKOI祭りの中心メンバー。まちの研究室は,シェアオフィス運営,祭り事務局を担う。
斎藤 真理子さん(NPO法人まちの研究室 事務局長/オートキャンプ場グリンヴィラスタッフ)
大子町で生まれ,高校・大学生活を町外で過ごす。飲食店や教育関係の仕事を経験し,現在はNPO法人,常陸国YOSAKOI祭りの事務局長を勤める。
【ローカルデザインコース】
木村 勝利さん(NPO法人まちの研究室 副理事長/株式会社森山フォトシステムズ
大子町生まれ。丘の上マルシェ(1万人以上が来場)の企画者。手作り品市駅前☆ラウンジや空き店舗を使ったファイブギャラリー・創り手古書市などクラフト・古書系に精通している。
西澤 幸さん(一般社団法人大子町特産品流通公社)
平成29年12月に発足した大子町特産品流通公社の特産品プランナー。農産品ブランド「だいごみ」をはじめ,町の特産品のブランディングや販促活動を行う。
ファシリテーター
小野裕之(greenz.jpプロデューサー/NPO法人グリーンズ事業統括理事)
岡山県生まれ。中央大学総合政策学部卒業後はウェブサイトなどを制作するベンチャー企業に就職。09年より、greenz.jpに転職し、12年にはgreenz.jpのNPO法人化にともない理事として経営に参画。NPO法人グリーンズの事業戦略と組織づくり、企業や行政に向けた事業の開発や営業、オペレーションの責任者。ライフワークとして、ソーシャルなスタートアップビジネスの事業化を支援。
事務局
高橋奈保子
80年千葉県生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。 大学研究室・NPO勤務後、2015年よりグリーンズのスクール事業の事務局/企業・行政との協同案件のプロジェクトマネージャーを担当。
【参加費】
10,000円(宿泊費・初日交流会費別)
※Peatixで事前決済をお願いしています。
【対象】
20〜40代の方で、下記に関心のある方。
・大子町の地域の魅力で、新たな事業を生み出したい
・自分の暮らすまちで、新たなチャレンジをしたい
・自分の興味関心に根付いた商売を始めたい
・2拠点居住、または移住を考えている。
・地域ビジネスの始め方について、まずは学びたい。
・今後地域の事業者と組んで、クリエイティブな仕事を始めたい(グラフィック/空間デザイン、建築、コミュニティデザイン等)
【定員】
15名
(各コース5名まで)
【会場】
daigo front
(茨城県久慈郡大子町大字大子988)
水郡線 常陸大子駅より徒歩3分(水戸より12:34駅着の電車有)
【宿泊について】
大子町内ゲストハウス(daigo house)に宿泊します。
宿泊費:1泊1人3,500円程予定(食事無)*当日支払い/参加費別
*申し込みフォーム内宿泊希望有無に回答をお願いします。
*お部屋は相部屋になります。(男女別)
*宿泊は必須ではありません。近隣からお越しの方は、都度帰宅可能です◎
*他の宿泊場所ご希望の方は、各自でご予約をお願いします。
【持ち物】
・ノートPC
他、プレゼンテーション資料(パワーポイント、Keynote等を作成できるツール)
【参加方法】
申込はこちらから!(事前決済をお願いしています)
*申込みフォームの必須項目(志望動機等)ご記入をお願いします。希望コースもご記載ください!
【申込み締切】
2月9日(金)12:00
※定員に達し次第、受付を停止します。お早めにお申込み下さい。
【共催】
茨城県大子町