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匠とともに考える、地域とものづくりの未来
5月18日(金)、19日(土)の2日間、岐阜県高山市にて『第2回産地カンファレンス in高山2018』が開催されます。
工芸や産地の担い手が集い、これからのものづくりのあり様を問いかけます。ひとづくりやまちづくり、教育を通じて人びとの関心を地域へどのように集め、修錬させていくべきか。様々な声に耳を傾け、自ずと気づき、考えを深める学びの場となることを願い、企画されたイベントです。
舞台は「未来の匠」を多く生み出す岐阜県高山市
日本の工芸は、極めて厳しい現状に置かれています。需要の縮小、原材料の枯渇、産地の生産体制に影響を及ぼす構造的問題や担い手の確保など、いずれも解決すべき問題が山積みしています。
そうした状況の中、木工家具づくりにおいて独自の成長を遂げる地域があります。それが、今回のイベントの舞台となる岐阜県高山市です。
高山市は「飛騨の匠」と呼ばれる優れた職人たちの手業を活かしながら、工業機器の受け入れを積極的に行うことにより、工芸と工業の調和を見事に体現する産地となりました。また、職人の育成が域内で活発に行われるため、あらたな担い手「未来の匠」を多くうみだしています。
プログラム
1.基調講演 飛騨の匠を育てる
[飛騨産業株式会社 代表取締役社長 岡田 贊三氏]
2.パネルディスカッション① 工芸と工業の次
[塗師 赤木 明登氏/明治大学准教授 鞍田 崇氏/株式会社中川政七商店代表取締役 中川 政七氏]
3.パネルディスカッション② 地域で生きる地方で働く
[劇作家・演出家・青年団主宰 平田 オリザ氏/作家・(株)バザール・東京塾主宰 神山 典士氏]
4.特別企画
飛騨春慶弦楽器・四重奏
5.特別展示
日本工芸産地協会会員企業製品、岐阜県立高山工業高校作品
二日目には市内の工場見学も予定されていて、ものづくりの現場を実際に見ることで、更に考えを深めることが出来ます。
※工場見学は定員間近です。関心のある方はお早めに申し込みください。
当日は、行政関係者、日本各地の工芸メーカー、プロデューサー、デザイナー、流通、観光、金融、サービス等、工芸と産地の活性化に携わる様々な方々にご参加いただきます。
日本各地での工芸や工業に対する取り組みに関心がある方、地域におけるこれからの生き方・暮らし方に興味がある方。
ぜひ足をお運びください。
◆カンファレンス
【日時】
2018年5月18日(金) 13:30 ~ 17:30
【会場】
飛騨・生活文化センター・飛騨芸術堂
【住所】
岐阜県高山市千島町9001-1
【参加料】
無料
【定員】
500名
◆工場見学会
【日時】
2018年5月19日(土)9:00 ~ 11:30
【会場】
飛驒産業株式会社 第一工場・第二工場・飛驒職人学舎
【住所】
岐阜県高山市漆垣内町3180
【参加料】
無料
【定員】
100名 ※定員間近です。お早めに申し込みください。
【申込み先】
オフィシャルサイトより事前にお申込みください。
【主催】
一般社団法人日本工芸産地協会
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