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NESTING能登モデル完成内覧会+トークイベント《「共につくる」から生まれる新しい復興のかたち》
VUILDは昨年から、能登半島地震で被災した家を、地域の方々や国内外のボランティアと共にセルフビルドで再建する挑戦を続けてきました。そしてこのたび、延べ40日間にわたるコビルド(=共につくること)を経て完成した家の内覧会とトークイベントを開催する運びとなりました。
長い冬が終わりを迎え、能登では少しずつ再建の歩みが進んでいます。しかし、その道のりは決して平坦ではありません。職人や専門業者の不足により住宅再建が思うように進まず、いまだ能登に戻れない世帯も多く、地域コミュニティの分断が生じていたり、復興に必要な人手や資材の確保も依然として難しい状況が続いています。
自分たちの手で”つくる”ことを選んだこの取り組みは、単なる家の再建にとどまりません。「自分たちでつくる」ことが、災害時の生きる力となり、地域の新たなスキルとなる。支援する・される関係を超えて、共に創ることで、持続的なつながりが生まれ、復興のその先へと続いていく。そんな未来を育む試みでもあります。
「欲しい居場所は、自分たちでつくれる。」
「自分たちの手で取り戻せる。」
今回の内覧会とトークイベントでは、ボランティアの手でつくられた家をご覧いただくとともに、「つくることを通じた復興の可能性」について話す場を設けることとしました。都市と地方、人と人をつなぐものづくりの力が、新しい関係性を生み出していく「共につくること」が持つ可能性について、多様な立場の方々と共に考え対話できる場になればと思います。
ご参加お待ちしております。
トークイベント《「共につくる」から生まれる新しい復興のかたち》
「欲しい居場所は自分たちでつくれる。」
能登震災後の復興に関わる方々と共に、これからの復興・地域づくりについて考えます。
日時:3月21日(金)17時30分~19時
会場:ラクナ羽咋 4Fホール2.3
参加費:無料(要申込)
トピック
・「共につくること」による復興の可能性
・「つくる」ことが生み出す新しいつながり
・災害時における「自分たちでつくる」こと
・能登の現状とこれからのアプローチ
登壇者
今村 久美(認定NPO法人カタリバ)
山本 亮(のと復耕ラボ)
秋吉 浩気(VUILD)
他、能登震災以降にソーシャルな活動をされている方々
ファシリテーター
増村 江利子(greenz編集長)
このイベントが、「共につくること」が持つ力を改めて考え、未来の復興のあり方について対話する場になればと思います。
皆さまのご参加をお待ちしております!
トークイベントに先駆けて完成内覧会も開催
DIY素人の家族とボランティアさんと共に再建した家。デジタルファブリケーション技術を活用しながら、自分たちの手を動かし、延べ40日間でつくり上げました。専門知識がなくても「つくること」に参加できる仕組みを取り入れたお家をぜひ見に来てください。
日時:3月20日(祝)~23日(日)10時~16時
会場:個人邸のため申込者に個別に御連絡いたします。
(住所の特定できる情報拡散などはお控えください)
参加費:無料(要申込)
詳細はイベントページをご覧ください。