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「こも豆腐」とは、豆腐を「こも」(わらで作ったすのこ)で巻いて茹でたもので、飛騨地方の郷土食材です。
もともとは保存食として工夫されたものですが、お祭りなど人が集まる時には欠かせない一品。豆腐にしみこんだわらの香りと模様が特徴で、普通の豆腐より少し歯ごたえがあり、独特な形をしています。また、豆腐のなかにできる穴によって、煮物にしたときに出し汁をよくしみこませて芳醇な味わいを生みだします。
ワークショップでは、天然素材の稲わらを交互に編んで、自分オリジナルの「こも」をつくります。
「こも」には性格が出ます。几帳面な方は整った形に。大雑把な方はそれなりの形になります。それが「こも豆腐」の形と模様と味に反映されます。つくった「こも」は持って帰って、家でも市販の豆腐を「こも豆腐」にすることができます。乾かせば何度でも使えて、いらなくなったら土に返せるすぐれもの。
「こも」を作りながら聞くおばあちゃん暮らしの知恵を聞くことができるのも魅力。
ゆったりした手作りの時間と美味しい飛騨の味をお楽しみください。
日 時:3月10日 (土)
第1部 13:00~14:30
第2部 15:00~16:30
※内容は同じです。ご都合のよい回にお申し込みください。
場 所:IID 世田谷ものづくり学校 211 studio
(東京都世田谷区池尻 2-4-5)
参加費:1,000円(小学生以下は500円、6歳以下無料)
持ち物:エプロン
定 員:20名/回
対 象:どなたでも受講いただけます。
講 師:坂口美枝子さん、西智子さん(飛騨のこも豆腐名人)
坂口さんと西さんは、岐阜県飛騨市河合町に生まれ暮らして70年以上の「飛騨の暮らしの達人」。春になればヨモギを摘んで草餅をつくったり、秋になれば栗を拾ったり、栃の実で栃餅をつくったり、晩秋になると漬物を漬けたり、飛騨の自然と寄り添って暮らしてこられました。
「こも豆腐」につくり方と共に、長年の暮らしの中で体得してきた知恵をおすそわけしていただきます。
申し込み:申込フォームからお申し込みください。
主 催:飛騨市+IID
お問い合わせ:0577-73-7463 (飛騨市役所 観光課)
ワークショップ前日には関連イベント「飛騨ナイトin浅草」が開催されます!