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昨秋、大盛況のうちに終了した「青空ケイザイ祭」が、今年は「ケイザイNight」として帰ってきます。今年のテーマは、今年6月に風営法が改正されたことでも話題となった「ナイトエコノミー(夜の経済)」
今年4月にはオランダのアムステルダムにて、世界28都市の代表が集まり、夜の文化、夜の経済、夜の社会学等を議論する「第1回世界ナイトメイヤーサミット」という世界会議が行われる等、その市場拡大余地は欧州を中心に注目されはじめています。
本イベントでは、これまで日本において影の存在とされてきたナイトエコノミーに光を当て、民によって形成され、発展してきたその歴史を紐解きます。
そして、人々の消費行動が「モノ」から「コト」へと変化し続ける今、「コト」で成り立ってきた夜の文化・経済を探ることで、これからの経済の在り方を多彩なゲストとともに再考していきます。
<プログラム>
【Part 1】夜の経済ナウ(18:15-18:55)
・梅澤 高明氏(A.T.カーニー 日本法人会長)
・齋藤 貴弘氏(弁護士)【落語】夜の噺(19:00-19:40)
・立川 志の春氏(落語家)【Part 2】人類の発展と夜のカンケイ(19:45-20:35)
・港 千尋氏(写真家・著述家、NPO法人Art Bridge Institute代表理事、多摩美術大学美術学部情報デザイン学科教授)
・竹村 真一氏(文化人類学者、京都造形芸術大学教授、Earth Literacy Program代表)【Part 3】街と文化とカネ(20:40-21:30)
・山形 浩生氏 (評論家、翻訳家)
・島原 万丈氏(株式会社ネクスト HOME’S総研所長)「経済の語源は、「経世済民: 世を経(おさ)め民を済(すく)う」から来ている。ただし、その意味は単にお金の話ではなく、政治学・政策学・社会学など広い意味を持っていたという。さて、現在。民を済うなんて上から目線なことは言ってられない。
歴史的にも、夜の経済はまさに官ではなく民によって作られ、時に権力に抗いながら行われた民衆の自発的な宗教活動や文化活動が、結果的に経済活動と結びつくことで市場が形成され、夜の経済は発達してきたとも言われている。
そして現在、人々の経済活動は9時~17時では終わらない、むしろアフターファイブからが本番なのではないか。飽和状態にある昼間の経済から、市場の拡大余地がある夜の経済が欧州を中心に注目されはじめ、アムステルダムでは「ナイトメイヤー」と呼ばれる夜の市長も誕生している。
今回のイベントでは、そのような「夜の経済」に光をあてることで、これからの叡智を掘り起こす。さあ踊りながら真面目な話をしてみよう。
【日時】
2016年11月4日(金) 18:00 〜 22:00
【会場】
THE ROOM代官山
【参加料】
3,000円(税込)、学生1,000円(税込)
【申込み先】
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