教育にも、キャリアにも、「画一的な正解」が無い時代に、子どもたちをどのように導けばよいのか。
変化の激しい時代に唯一無二の答えはありませんが、私たち大人も、自身の世代の経験や既成概念にとらわれず学び続けることで、「自分なりの答え」や「我が家なりの在りたい姿」が見えてくるように思います。
自由学園は、そんな親の学びと探求を応援すべく、オンラインダイアログ「おとなの学び場」を始めました。
第2回目は、TBS「サンデーモーニング」でミレニアル世代を代表するコメンテーターとしてもお馴染みの、NPO法人WELgee 代表の渡部カンコロンゴ清花さんをお迎えします。
対談のお相手は、自由学園女子部(中等科・高等科)校長の更科幸一さんが務めます。
今回のテーマは「誰かの痛みに気づける子どもを育てるには?」。
バングラディシュで難民の人たちの姿を見たことをきっかけに、彼らの気持ちに寄り添い支援の活動を立ち上げた渡部さんの幼少期・思春期のご経験もお伺いしながら、他者への共感性(エンパシー)や、他者のために行動する勇気がどのように育まれていくのか、考えていきたいと思います。
PCやスマホで観ていただくほか、家事等をしながらラジオ感覚でお耳を貸していただくだけでもお楽しみいただけると思います。
もちろんお子さんと一緒に視聴いただくのも大歓迎です。
どうぞお気軽にご参加ください!
開催概要
日時:2023年5月22日(月)20:00-21:00
参加方法:YoutubeLive配信(参加申込者にイベントURLをご案内します)
参加費:無料
登壇者
NPO法人WELgee 代表
静岡県浜松市出身。日本に来た難民の活躍機会を作り出すNPO法人WELgee 代表。様々な背景を持つ子ども・若者が出入りする実家で育つ。大学時代はバングラデシュの紛争地にてNGOの駐在員・国連開発計画(UNDP)インターンとして平和構築プロジェクトに参画し、国家が守らない、守れない人たちの存在を目の当たりにして帰国。 2016年に日本に逃れてきた難民の仲間たちとWELgeeを設立。Forbes 30 under 30のJapan / Asia 選出。日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2022受賞。静岡文化芸術大学卒業、東京大学大学院 総合文化研究科・人間の安全保障プログラム 修士課程修了。トビタテ!留学JAPAN一期。サンデーモーニングコメンテーター。2歳児育児に奮闘中!
https://welgee.jp/
自由学園女子部(中等科・高等科)校長
1971年、東京の下町の銭湯の息子として生まれ、元気にのびのびとした少年期を過ごす。青年期に入りバスケットボール、バンド、バイク等に没頭しながら、小学生が遅い時間に塾のバックを背負っている姿を見て「日本の教育を変えたい」と志を立てる。自由学園中等科・高等科を卒業後、大学進学を経て、27歳で教員となる。私立高校の教員を経て、2003年、母校である自由学園に着任。2015年4月から男子部(中等科・高等科)校長を経て、2021年4月より現職。旬の社会課題をテーマに扱う、小中学生を対象としたオンライン企画『校長と一緒に学ぼう』が好評を博している。
一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会 代表理事 / 株式会社アークレブ 取締役・共同創業者/フリーランスPRプランナー
慶應SFC在学中にPR会社ビルコムの創業期に参画。ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院への交換留学を経て、2011年に慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。2010年からフリーランスで活動。2017年1月にプロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会を設立し、多様な働き方の環境整備とムーブメントづくりを行う。2019年にはアークレブを共同創業し、アカデミアの研究者と企業の産学連携支援を行う。パワーママプロジェクト「ワーママ・オブ・ザ・イヤー2015」、日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2020」受賞。政府検討会の委員・有識者経験多数。