不登校は不幸じゃない。
はじめまして、小幡和輝と申します。和歌山県生まれの24歳です。
いきなりですが、僕は不登校でした。
幼稚園から行けなくなる時期があり、小学2年生から完全に不登校。そのまま中学に入学するも、ほとんど学校には行けませんでした。
同級生と話が合わない、苦手なことを無理矢理やらされたりといった理由が重なり、休みがちになってからはいじめられ、それからは完全に不登校になりました。
ですが、僕は不登校になってからの方が人生が楽しいです。一番辛かったのは不登校になってからではなく、不登校になる直前。
学校に行きたくないのに、家族や先生などに無理矢理連れて行かれている期間が一番辛く、そんな毎日が約3ヶ月続きました。僕の人生で一番辛かった時間です。
世間一般にはまだまだ偏見のある、不登校。
だけど僕は、不登校になったおかげで人生を救われました。
同じように辛い思いをしている子どもに、こんな人生があるということを、そして辛かったら勇気を出して不登校になっていいんだということを伝えるために、本を出版しました。
タイトルは、『学校は行かなくてもいい』です。
今回みなさんにご支援をいただき、みなさんの母校にこの本を1冊寄贈します。学校に居場所がないのに行かなければならない子どもに届けたいのです。
この著書を日本中の学校に届けることで、学校で苦しんでいる子どもたちを無くしたい。
そのために、どうかご支援をよろしくお願いします。
※プロジェクトへの支援はこちら!
なぜ著書を学校に寄贈するのか
不登校の本なのに、どうして学校に本を届けるの?そう思われたかもしれません。
僕は不登校という選択ができている子どもは、とりあえず大丈夫だと思っています。
家でも勉強はできるし、学校以外にコミュニティを作ればいいと思います。そして、学校に行きたくなったら改めて行けばいい。
一番届けたいのは学校に居場所がないのに行かなければならない子どもです。
その子どもの親が僕の本を買ってくれるとは考えにくいし、そもそも学校に行きたくないというサインに気がついてないかもしれません。
だからこそ、学校の図書室だと思いました。教室に居場所がないから図書室で過ごす子どもがいます。僕も実際にそうでした。
だからメッセージを届けたいんです。
仲間がいると伝えたいし、僕の本を持って、家族と対話してほしい。僕の本が子どもたちの気持ちの代弁になれば嬉しいと思っています。
小幡 和輝
1994年、和歌山県生まれ。約10年間の不登校を経験。当時は1日のほとんどをゲームに費やし、トータルのプレイ時間は30000時間を超える。その後、定時制高校に入学。地域のために活動する同世代、社会人に影響を受け、高校3年で起業。地域活性化を軸に様々なプロジェクトを立ち上げる。
47都道府県すべてから参加者を集めて、世界遺産の高野山で開催した「地方創生会議」がTwitterのトレンド1位を獲得。その後、クラウドファンディングと連携した1億円規模の地方創生ファンド「NagomiShareFund」を設立し、地方創生の新しい仕組みを構築中。最年少で内閣府地域活性化伝道師、総務省地域力創造アドバイザーの認定を受ける。
2018年、不登校を肯定するムーブメント「#不登校は不幸じゃない」を立ち上げ、8月19日に全国100ヶ所でイベントを同時開催。2019年も継続開催を予定。不登校は不幸じゃないのSNSの投稿は3万件を超え、多くのメディアにも取り上げられた。GlobalShapers(ダボス会議が認定する世界の若手リーダー)に選出。