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7/27(火) 媒介になると、自分だけの仕事が生まれる? 「ローカル・メディエーター」という生き方のススメーco-presented by 佐賀県庁 / 佐賀メディウムラボ

こんにちは、グリーンズの長島里奈です。

「地方で、自分だけの仕事をみつけたい」
そんな方に提案したいのが、今回紹介する「ローカル・メディエーター(媒介者)」というキャリアです。
あまり耳慣れない「ローカル・メディエーター」という言葉。
地域のなかで、点在しているヒト・モノ・コトの媒介(メディウム)となって、それぞれを取り持つ存在のことを指します。そんな「ローカル・メディエーター」は、それまで地域になかった新たな価値を創造できるキーパーソンとして、各地で求められているのです。

また、「ローカル・メディエーター」となることは、個人のキャリアにとって大きな意義もあります。全国のローカルキャリアの事例を調査・発信している『ローカルキャリア白書』で、ローカルキャリアの独自性として挙げられているのは次のようなこと。

「暮らしと働くが重なるローカルでは、立場や肩書きによらない信頼関係が構築され、 多様な共創が生まれやすい。マニュアルのない人生を歩む中で、わたしらしさという アイデンティティが育まれ、どこででも生きられる自信が持てる。」

つまりローカルでは、自身の経験・スキルと地域資源や人との出会いによってで、唯一の肩書きを手に入れることができる可能性が、都市よりもぐんと高まるのです。その意味で、さまざまなヒト・モノ・コトと出会うことになる「ローカル・メディエーター」は、ただ地方に移住して働くこと以上に、自分だけの仕事・キャリアをつくることができる可能性を高めてくれる機会となるでしょう。

実際に、2021年7月に発足した、佐賀県でヒト・モノ・コトの“媒介”となるキャリアづくりを実践する「佐賀メディウムラボ」で募集中の6企画は、全国でも類を見ないようなユニークな仕事ばかりが並んでいます。


<現在「佐賀メディウムラボ」で募集中の企画一覧>
こちらは7月中旬に特設サイトがオープン予定です!

では、実際に地方で活動する「ローカル・メディエーター」にはどのようなことが求められるのでしょう? また、そのキャリアの可能性ややりがい、大変なことはどんなことなのでしょうか?
今回、グリーンズ求人では、そんな「ローカル・メディエーター」というキャリアの踏み出し方・育て方を探っていきます。

ゲストとして、『ローカルキャリア白書』の作成や島根県雲南市での企業チャレンジの仕組みづくりに関わり、「ローカル・メディエーター」の先駆者である光野由里絵さん、全国の地域づくりの取り組みに関わり、「佐賀メディウムラボ」の編集長でもある西塔大海さん、また「ローカル・メディエーター」を募集する佐賀県から佐賀県地域おこし協力隊ネットワークの門脇恵さん、佐賀県庁の平塚久紗子さんをお招きし、「ローカル・メディエーター」というキャリアについて伺っていきます!

▼こんな方におすすめ!
・地方で自分だけの仕事をみつけたい方
・「ローカル・メディエーター」というキャリアに興味がある方
・「佐賀メディウムラボ」に興味がある方
・佐賀県や九州北部へのU・Iターンを検討している方
・県庁が募集する「地域おこし協力隊」求人に興味がある方

など

募集の詳細についてはこちらの記事でご紹介しています。
唯一無二のローカルキャリアは「媒介」で育まれる?「佐賀メディウムラボ」が切り拓く、新時代の協力隊像 #仲間募集

今回の内容にすこしでも興味を持った方は、ぜひふるってご参加ください!

イベント概要

【テーマ】
媒介になると、自分だけの仕事が生まれる?「ローカル・メディエーター」という生き方のススメ

【日時】
2021年7月27日(火)
20:00〜22:00

【開催場所】
オンライン(ビデオ会議ツール「zoom」にて行います)
※参加URLはイベント開始約30分前にPeatixのメッセージでご案内します。

【定員】
50名

【参加費】
無料

【お申込み】

申込みはこちら

グリーンズのイベントではPeatixにて事前申し込みをお願いしています。
【スケジュール】
19:45 Zoom OPEN
20:00 本編開始 / イントロ
20:10 ゲストプレゼン
20:45 トークセッション
21:10 質疑応答
21:25 アンケート記入
21:30 中締め・希望者のみ求人説明会&質疑応答
22:00 終了

【共催】
グリーンズ
佐賀メディウムラボ・佐賀県庁

【ゲスト】

西塔大海さん(さいとう・もとみ)
佐賀メディウムラボ編集長・合作株式会社 取締役・さとのば大学講師
1984年山形県生まれ。不登校と引きこもり、バックパッカーをへて、東京理科大学、カリフォルニア大学、東京大学で物理学を学ぶ(科学修士)。東日本大震災後に震災復興会社の立ち上げに参画し、ローカルに関わりはじめ、2013年には地域おこし協力隊として福岡県上毛町に移住。世帯数14軒の山奥の集落に妻と娘と暮らす。
現在は、地域おこし協力隊と地域プロジェクトマネージャー制度の設計専門家として、北海道から鹿児島までの全国の地域プロジェクト設計・支援をおこなっている。

光野由里絵さん(みつの・ゆりえ)
雲南市役所・合同会社TSUGU代表・(一社)地域・人材共創機構事務局長
1987年岐阜県出身。名古屋大学法学部卒業後、三菱UFJ銀行、リクルートマーケティングパートナーズを経て、2015年島根に移住。島根県教育委員会で高校の魅力化事業・県外からの生徒募集推進事業、一財)地域・教育魅力化プラットフォームで日本型教育の海外展開事業、NPO法人おっちラボで総務マネージャーを担い、官民NPOでのパラレルキャリアを築く。2019年独立し、合同会社TSUGU設立。現在は、ソーシャルチャレンジバレーを目指す島根県雲南市で、都市部企業との共創など企業チャレンジの仕組みづくりに参画中。


門脇恵さん(かどわき・めぐみ)
(一社)佐賀県地域おこし協力隊ネットワーク共同代表・地域おこし協力隊サポートデスク専門相談員・林業女子会@さが会長
1985年東京都出身。青山学院大学卒業後、OL、生命保険の営業を経て2014年に佐賀県佐賀市富士町の地域おこし協力隊として佐賀の山奥へ移住。「林業女子会@さが」での活動など林業と山林に係る地域活動に主に取り組む。現在は地域おこし協力隊の行政担当者に伴走し企画・募集・採用に係るサポートをおこなう。同時に、現役協力隊の活動サポートもおこなっている。

平塚久紗子さん(ひらつか・ひさこ)
佐賀県地域交流部さが創生推進課
大学卒業後、(株)帝国データバンク勤務を経て、佐賀県にUターン。佐賀県庁職員として、地域おこし協力隊事業を担当。

【司会】

山中康司(やまなか・こうじ)
生き方編集者。「生き方」をテーマに、編集・執筆・撮影・対話の場づくりに取り組む。関心領域はキャリア・ライフスタイル・家族・パートナーシップ・ナラティブ。グリーンズ 求人では、プロジェクトマネージャーをつとめる。その他の関わっているプロジェクトは、「Proff Magazine」「ほめるBar」など。国家資格キャリアコンサルタント保有。