地域課題の解決において、
「もっとテクノロジーを有効に活用できないかな?」
と感じたことはありませんか?
そんなとき、ただ技術を取り入れるだけでなく、分野横断的な幅広い視野をもったうえで、その地域の本領を発揮できるような形を模索していくことも重要です。
この15年ほどで次々に起業や地域内でのイノベーションが生まれ、「ローカルベンチャーのシリコンバレー」とも呼ばれる岡山県西粟倉村で2020年7月にはじまったのが、「西粟倉むらまるごと研究所」、通称「むらまる研」です。「むらまる研」では、「生態系の本領発揮」「テクドロジー(テクノロジー×泥くささ)の発明」「『生きるを楽しむ』をつなぐ」をキーワードに、村をひとつの研究フィールドに見立て、最新テクノロジーと地域資源を掛け合わせながら、地域の未来を変える挑戦に取り組んでいます。
西粟倉村という小さな一つの村を舞台に、「持続可能」なだけでなく、ここで暮らす人や関わる人がしあわせでいられる村を実現することは、日本各地の自治体にとっての希望となるはず。「むらまる研」では、そんな挑戦に取り組む仲間を募集しています。
むらまる研のロゴが示すのは一つ一つの色が重なり合うことで様々な彩が生まれる世界。
キーワードは「既成の枠を越え、重なり合うこと」。
一人ひとりの専門性や好き、得意といった個性が枠を越え重なり合こと。そして、地域の可能性や課題を分野という枠を越えて横断的に捉えながらアクションすること。そんなチームづくりを目指しています。
今回は、「むらまる研」とはどんな取り組みなのか、そしてどのような可能性を秘めているのか、どのような仲間を求めているのかを、「むらまる研」のメンバーに伺います。
こんな方におすすめ!
・西粟倉むらまるごと研究所の求人に興味がある方
・分野横断的に地域と関わりたい方
・中山間地の地域課題解決に関心のある方
・地域に合った形でテクノロジーを活用することに興味のある方
など
詳細についてはこちらの記事をご覧いただければと思います。
テクノロジーをいかして村を実験場に? 西粟倉むらまるごと研究所の「生きるを楽しむ」と「デジタル化」をつなぐ役割
今回の内容にすこしでも興味を持った方は、ぜひふるってご参加ください!
イベント概要
【テーマ】
「生きるを楽しむ」村の未来に、あなたの個性をいかす。西粟倉むらまるごと研究所の仕事とは?
【日時】
2022年1月20日(木) 20:00-22:00
【開催場所】
オンライン
※ビデオ会議ツール「zoom」にておこないます
【定員】
30名
【参加費】
無料
【お申込み】
【スケジュール】
19:45 Zoom OPEN
20:00 本編開始 / イントロ
20:10 ゲストプレゼン(むらまる研の概要、チームの雰囲気、西粟倉での暮らしなど)
20:40 トークセッション(「持続可能な村づくり」について)
21:25 アンケート記入・告知
21:30 希望者のみ質疑応答
22:00 CLOSE
【共催】
グリーンズ
西粟倉むらまるごと研究所
【ゲスト】
一般財団法人西粟倉むらまるごと研究所 代表理事
株式会社ようび建築設計室 主宰
大阪府生まれ。滋賀県立大学生活デザイン専攻卒業後、高山市で住宅などの設計に従事。2014年に西粟倉村にある株式会社ようびに合流、建築部門を立ち上げる。2016年にようび社屋が全焼。2018年にツギテプロジェクトを発足・実施し、新社屋の再建を行なう。その後、約1年に及ぶ助走期間を経て2020年7月に一般財団法人西粟倉むらまるごと研究所を設立。「課題」ではなく「願い」や「ありたい未来」を原動力に、村やこれからこの村で生きていく人々が「生きるるを楽しむ」ことのできるビジョンを描く。同研究所では、そのビジョンのもと、村外の企業やテクノロジーと村をつなぐ役割を担う。
一般財団法人 西粟倉むらまるごと研究所 事務局長/建築士
1993年、大阪生まれ。兵庫県丹波市に住む祖母の影響で幼少期から農のある暮らしやローカルでの暮らしに関心を持つ。大学・大学院在学中には地域の居場所に関しての研究を行なう傍ら、地域活動として在来品種をまちで活用して後世に紡ぐプロジェクトや子供の環境教育に取り組む。就職後は、兵庫県の製材所で木造住宅の設計、農業高校の野菜を使ったレストランの実施設計・現場管理までを担当。高校生とのアイデアワークショップや、店舗運営者との企画まで携わる経験をする。のち、2020年に西粟倉村に移住。現在所属する西粟倉むらまるごと研究所では、これまでの経験を活かし、建築的視点をベースに分野を超えた地域づくりや暮らしづくりに携わる。
tokotodesign代表/デザイナー・ディレクター
1992年、北海道生まれ、福岡育ち。芝浦工業大学デザイン工学部卒業、桑沢デザイン研究所でデザインについて学ぶ。東京の商社ベンチャーでの修行を経て、2017年4月より高知県佐川町に移住、地域おこし協力隊として「さかわ発明ラボ」の立ち上げを行なう。2018年2月より、デザイン的開発支援窓口となる「ものづくりコンシェルジュ」を開設。2020年3月の任期満了後も、高知県を拠点に地域資源・ものづくり・教育・デジタルファブリケーションをキーワードにワークショップや商品開発、スペースの企画運営を行なう。2021年からは岡山県西粟倉村にて一財)西粟倉むらまるごと研究所とともにVIVIVSTOP西粟倉の立ち上げに尽力。
むらまるごと研究所シビックハッカー/西粟倉村CIO
開発者としてテクノロジーを活用したオープンイノベーションについて研究する中、東日本大震災を機に地域のコミュニティとテクノロジーの力で地域課題を解決することの可能性を感じ、2013年に一般社団法人コード・フォー・ジャパンを設立。「テクノロジーで地域をより住みやすく」をテーマに活動する。一般財団法人コード・フォー・ジャパン 代表理事
デジタル庁 プロジェクトマネージャー
合同会社Georepublic Japan 代表社員/CEO
神戸市チーフ・イノベーション・オフィサー
総務省 地域情報化アドバイザー
内閣官房 オープンデータ伝道師
東京都 デジタルトランスフォーメーションフェロー 他
西粟倉村役場 地方創生特任参事
1960年3月4日生まれ
京都産業大学経済学部卒
2009年より西粟倉村産業観光課長として「百年の森林構想」「環境モデル都市構想」「バイオマス産業都市」を主導し、西粟倉村内の地域資源を活かしながら地域活性化に取り組む。また、新たな地域経営モデルの構築に向けローカルベンチャー(地域を舞台として価値創造に挑戦する事業体)の発掘と育成に力を注ぐ。
2017年に地方創生推進班の設立とともに地方創生特任参事に就任、班による「生きるを楽しむ」というキャッチコピーの作成や「西粟倉むらまるごと研究所」をはじめとするシンボルプロジェクトの推進に取り組んでいる。2019年度SDGs未来都市(モデル事業都市)に選定された。2020年度より新設された地方創生推進室を管理する。
【司会】
生き方編集者。「生き方」をテーマに、編集・執筆・撮影・対話の場づくりに取り組む。関心領域はキャリア・ライフスタイル・家族・パートナーシップ・ナラティブ。グリーンズ 求人では、プロジェクトマネージャーをつとめる。その他の関わっているプロジェクトは、「Proff Magazine」「ほめるBar」など。国家資格キャリアコンサルタント保有。