「いつか移住しよう」
「いつか自分でお店を持とう」
「いつかローカルで活動しよう」
「いつか、いつか、、」
今、東京・大阪・福岡といった都心で働く方も、一度は「移住して、自分らしく生きてみようかな」と、思いを馳せてみたことがあるのではないでしょうか。
さらに、実際に移住されて「いつかやってみたい」と描いていた、カフェやパン屋など自分のお店を開業されたり、会社を興してまちに関わる新しいチャレンジへ踏み出したりと、どこかでためらっていた一歩を踏み出す方も珍しくないように思います。
「ローカル開業&起業カレッジ」は、そんな想いを抱いている皆さんを応援するべく立ち上がった学び舎です。オンラインコミュニティや講座、スタディツアーなど、様々なプログラムを用意しています。
その一環として、さまざまなジャンルのローカル開業者・起業家をお招きして、全6回のクロストークイベントを開催します。
「いつか」を実現するはじめの一歩を、「今」起こしていきませんか?
第1弾のテーマ:教育・福祉
第1回目となる今回のテーマは「ローカル教育の現在地と、そこにある可能性とは」です。
ローカルになればなるほど、選択肢がないと思われがちな教育の世界。しかし、ローカルだからこそできる教育の在り方があります。その現在地と可能性について、野地 雄太さん・檜垣 賢一さんといっしょに考えます。
お二人の体験談や考えていることに触れて、ローカルでの活動のイメージをふくらませてもらえると幸いです。
登壇者
野地 雄太
BeyondLab 代表取締役
1995年、福島県福島市出身。高校卒業後、アメリカに留学し、ミネソタ大学を卒業(社会学専攻)。大学時代は中学生・高校生向けに探求学習を提供するNPO法人で活動し、卒業後は地方創生を手掛けるベンチャー企業に入社。地方にいながら世界とつながる学びを提供したいという思いから、2022年に株式会社Beyond Labを創業。中高生向けの国内留学事業や、社会人向けの英語研修事業を行っているほか、地元の小学校で英語の外部講師も務めている
福島県浪江町で「Beyond Lab」を経営されています。”異文化交流や言語学習を通じて、子ども達が見える世界を広げるサポートを行う、”グローバル教育機関“と称し、『Beyond Camp』『Beyond Academy』など、さまざまな機会を生み出しています。
檜垣 賢一
一般社団法人豊かな暮らしラボラトリー(通称: ユタラボ) 代表理事
山口、東京、ニューヨークでの生活を経て、8年前に過疎発祥のまち島根県益田市に移住。決めたきっかけは、都会のような物質的な豊かさではなく、人との繋がりの中で生きていける喜びなど、お金では買えない「幸せのものさし」が暮らしの中で溢れていることに魅了されたから。益田市教育委員会ライフキャリア教育コーディネーターとして活動後、2020年にユタラボを創設。「ライフキャリアを考えて、体現できる力を、すべての若者に。」をミッションに掲げて活動している
島根県益田市で活動する「豊かな暮らしラボラトリー(通称:ユタラボ) 」代表。カタリバや場づくりなどを通じた若者の支援や、「豊かさのものさしを見つける」をキーワードに、益田市というフィールドを活用し個人の暮らしに着目した取り組みも展開しています。
司会者
長田 涼
コト暮らし 共同代表
スポーツ大学を卒業後、大手アパレル企業→スポーツイベント会社→IT企業→コミュニティフリーランスを経て、2023年に夫婦で「コト暮らし」を設立し共同代表に就任。コミュニティの専門家として、数多くのコミュニティを支援している。また、2022年に東京から鞆の浦へ家族で移住し、古民家カフェ「ありそろう」の運営を開始。ローカルとオンライン双方の観点から、コミュニティを実践探求している”コミュニティで生きる人“。フォトグラファーとしても活動中
開催概要
開催日程:2023年8月23日(水) 20:00~21:30
開催場所:オンライン(zoom)
定員:50名
参加費:無料
タイムライン:
20:00 あいさつ
20:10 ゲストの紹介
20:30 トークセッション
21:00 質疑応答
21:20 チェックアウト
21:30 終了
※上記は一部変更となる可能性がございますのでご了承ください
主催:公益財団法人イノベーション・コースト構想推進機構 ふくしま12市町村移住支援センター
運営事務局:NPO法人グリーンズ
ゼロからはじめるローカル開業&起業カレッジとは?
「ローカル開業&起業カレッジ」は、地域の人とのつながりを感じられるお店を始めたい、地域の困りごとを解決するような手応えのある仕事に取り組みたいと考えている方が、具体的な次の一歩を踏み出すための学び舎です。
プログラム内容は、ローカル開業&起業を目指す人たちとのつながりを育む「コミュニティ」、実践者による「トークイベント」、具体的に起業開業のはじめかたを学ぶ「スクール」、現場を訪問して実践者と触れ合う「スタディツアー」や「交流イベント」、そして自分の想いを事業計画に落とし込んでいく「創業ワークショップ」と、多岐にわたります。ぜひご参加ください。
特設ページ:https://mirai-work.life/startup/college/
福島12市町村とは?
福島12市町村とは、福島第一原子力発電所の事故により、避難指示等の対象となった田村市、南相馬市、川俣町、浪江町、富岡町、楢葉町、広野町、飯舘村、葛尾村、川内村、双葉町、大熊町を指します。
すでに多くの避難指示は解除され、移住者は2020年度213人、2021年度436人と倍増。いまでは、やりたいことを実現するために移住してきた方たちが集い、新たな地域コミュニティをつくり始めています。柔軟で先進的な土地柄と、全国トップクラスの支援制度で、開業&起業への一歩を後押しします。
greenz.jp連載「ふくしま12 ローカル起業物語」:https://greenz.jp/project/fukushima12-startup/