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音楽によってベネズエラの子どもたちに夢や希望を与えてきた「エル・システマ」。この音楽教育プログラムを通じて学びあい、困難に立ち向かう日本の子どもたちに夢と希望を届けたい!震災から6年を迎える2017年3月12日に福島県相馬市の子どもたちとオーケストラで共演し、音楽と支援の輪をつなぐことを目指しています。
ご挨拶
私たちは、エル・システマの理念やその活動に共感したメンバーにより2016年に設立された、「フェローオーケストラ」というオーケストラ団体です。
エル・システマは社会や環境、経済的に困難な環境に直面し、自分の将来に希望が持つことが難しい子どもたちに、音楽を通して夢や希望をもってもらうことを目的とした音楽教育プログラムです。現在では、エル・システマの理念に基づく音楽教育が60以上の国・地域において提供されています。
日本では、 東日本大震災によって厳しい状況にさらされ、心身ともに影響を受けている子どもたちの尊厳を、エル・システマの理念によって回復し、希望を与えることができるのではないかという思いから、2012年3月に一般社団法人エル・システマジャパン(以下、エル・システマジャパン)が設立されました。現在は、福島県相馬市・岩手県大槌町との協定の基、オーケストラやコーラスといった音楽活動への支援を行っており、150名以上の子ども達が活動に参加しています。
(相馬市で行われた「第3回エル・システマ子ども音楽祭」のときの相馬子どもオーケストラの演奏)
このエル・システマジャパンが支援する相馬市・大槌町での週末の音楽教室において、指導サポートをするボランティア(=フェロー)として活動しているメンバーを中心に、フェローオーケストラが設立されました。「フェロー」という名前には、探求する仲間、という意味がこめられており、エル・システマで学ぶ子ども達をはじめ一人でも多くの方に、音楽を通じて活力を届けられるよう、演奏技術や楽曲の解釈、オーケストラの運営方法などを団員みんなで探究しています。
当団の目標は「エル・システマの理念を体現するコミュニティを自らが作り、音楽を追究しながら団員一人ひとりの成長をはかること」「指導ボランティアや広報など様々な形でエル・システマジャパンを支えることで、音楽が持つ力をより多くの人に届けること」の2つで、これらの達成のために活動を展開しています。
この度、当団の第一回目のチャリティコンサートとして、東日本大震災から6年目となる2017年3月11日、東京での演奏会を開催し、会場にてエル・システマジャパンへの寄付を募ります。
翌日3月12日には相馬市において、エル・システマジャパンが支援する相馬子どもオーケストラとの合同演奏会を開催し、音楽とともに皆様からいただいた寄付を届けます。
相馬市や、エル・システマジャパンにて学ぶ子どもたちに音楽と支援の輪を届けたい。
3月12日の相馬公演を実現するために、どうか皆様の応援をお願いいたします!
このプロジェクトで実現したいこと
① 3月12日の相馬公演を実現させ、相馬の子どもたちに「達成感」「一生懸命取り組むことの素晴らしさ」等を感じてもらい、自分の未来に自信を持ってもらうこと
② フェローオーケストラの活動によって多くの人にエル・システマの理念やその取り組みを知ってもらうことで、エル・システマジャパンを通じて一人でも多くの手助けが必要な子どもに“手を差し伸べる”ことができるようにすること
プロジェクトを実施しようと思った理由
東日本大震災の翌年2012年に、福島の子どもたちを支援するために一般社団法人エル・システマジャパンが設立され、以後福島県相馬市、岩手県大槌町で音楽教育を提供してきました。
これまで指導ボランティアとして子ども達の近くで成長を見守り、サポートしてきたフェローは、子ども達の目まぐるしい成長に感銘すると同時に、指導サポートという立場の自分達も学びあい、成長していく必要があると強く感じました。
(相馬での指導サポートの様子)
また、エル・システマジャパンを支えるにあたっては、オーケストラという組織として活動することによって、それまでの個人のボランティアとしての支援を超えて、さらに発信力を高められるのではないかと考えました。
そこで、エル・システマジャパンの活動を推進していくために、2016年8月にオーケストラを立ち上げました。指導ボランティアをしていたメンバーを中心に、エル・システマの理念に共感し「音楽を通して社会の役に立ちたい」という熱い想いを持つメンバーが続々と集まり、現在では高校生からシニア世代まで多様な団員約80名が活動に参加しています。
私たちの第一回のチャリティコンサートとして、東日本大震災から6年目となる2017年3月11日に東京公演を開催、翌日3月12日に相馬市にて相馬公演を開催することとなりました。相馬公演においては、エル・システマジャパンが支援する相馬子どもオーケストラと、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」を共演します。
現在、一人でも多くの子どもたちに音楽と支援の輪を届けられるよう、団員一同、コンサートに向けて練習を重ねています。
資金の使い道
①第一回チャリティコンサートにおける東京~相馬への往復交通費
3月11日(土)、12日(日)のコンサートにおいては、団員約60名が貸し切りバス2台にて東京・相馬間を往復します。
今回の資金の約60%はこの交通費に充てることを想定しております。
②同コンサートにおける相馬での宿泊費
3月11日の東京公演後、3月12日の相馬公演に向けて移動し、相馬に宿泊します。
今回の資金の約40%は団員60名の宿泊費に充てることを想定しております。
リターンについて
※クラウドファンディングのページからご確認ください。
リターンについての詳細はこちら。
最後に
まだまだ駆け出しの団体ではありますが、今後も子どもたちへの音楽教育やオーケストラ活動を通じて、家庭や地域を音楽がもたらす力で長期的に支えていきたいと思っております。そのためにも支えてくださる皆様のサポートが不可欠です。
皆様に頂きましたサポートは、私たちの活動を通して社会や直接皆様に還元してまいりたいと考えており、そのために今後も尽力してまいります。皆様の温かいご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
「音楽の力で、福島県相馬市の子どもたちに夢と希望と明るい未来を!」
【〆切日時】
2017年3月9日(木)23:59
【クラウドファンディングページ】
ご支援はこちらから!
「音楽の力で、福島県相馬市の子どもたちに夢と希望と明るい未来を!」
(GoodMorning by Campfire)