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~このプロジェクトについて~
〈リバーバンク森の学校〉は、鹿児島県の南部にある、周囲を360度森に囲まれた自然環境の中に佇む廃校を再生した複合体験施設です。
今となっては全国的に貴重なものとなってしまった日本の教育の原風景をなんとか残そうということで、2018年から新たな複合自然体験施設として再生するべく動き出しました。
廃校舎の改修は2018年から取り組み、ほぼほぼ機能を取り戻すところまできました。しかし自然体験のフィールドである森の整備は、樹々の間伐にも特殊な技術が必要であり、手が回っていない現状があります。
いまでは足を踏み入れることもままならないほど鬱蒼としていますが、私たちは、ここにもう一度人の手を入れ、この地域の里山の樹々を植え直すことで、この森に多様性を取り戻したいと考えています。そして、この〈リバーバンク森の学校〉を訪れる大人も子どもたちも、みんなが昔のように安全に自然を体験できるような場所にしていきたい。それがこのプロジェクトの目的です。
~このプロジェクトで実現したいこと~
現在杉が密集して生えている森は間伐をし、クラウドファンディングに参加していただくみなさんのリターンでもある様々な種の樹木を植え直し、長い年月をかけて再び多様性のある森に戻していきます。
〈リバーバンク森の学校〉の校庭から、開拓をしようと考えている隣の森には高低差があり、法面は急な斜面になっています。安全に行き来できるように階段を整備し、森との境界にある沢に橋をかけます。そこからボードウォーク(木道)を伝って森の中にテントを張ってキャンプをしたり、イベント時には森の中のステージにもなるようなウッドデッキを作る計画です。
~なぜクラウドファンディングなのか~
老朽化がすすんでいた廃校を修復して再び使えるようにするための資金は、内閣府の地方創生推進交付金を申請して基本的なインフラ整備を行いましたが、周囲の森の整備は認められず、交付金予算では手をつけることが出来ませんでした。
しかし、この森で自然体験ができるようにすることは、私たちの当初からの目標であったため、この森の開拓は施設として自走運営する売上の中から少しずつ開拓を進めるよう計画をたてていました。
そんな中、まさかのCOVID-19(新型コロナウイルスの感染拡大)の騒動が起きました。現在〈リバーバンク森の学校〉は活動の自粛を余儀なくされ、今後もしばらくは抑えながらの活動になってしまうでしょう。
改修前はほとんど使われなくなっていたこの施設の稼働率は、テスト運用をしていた2019年には年間で20%ほどに向上していた矢先の出来事でした。
そこで私たちはコロナ禍が明けた時には、こどもたちや家族で安心して自然を体験できる施設として、今度こそ本当に再生できるよう、この活動に賛同していただける方々とクラウドファンディングを使って森の開拓と、整備を進めることを決意しました。
~リバーバンク(このプロジェクトのオーナー)とは~
〈リバーバンク森の学校〉を運営している私たち一般社団法人リバーバンクは、この廃校の維持管理をしてきた卒業生のみなさんと、ここを会場に2010年から開催してきたフェスティバル〈グッドネイバーズ・ジャンボリー〉を主催してきた地域外のメンバーで構成される、地域課題に取り組むための組織です。
団体としては鹿児島県南九州市川辺町の地域資源の活用をテーマに、2018年に一般社団法人として立ち上げました。現在では〈リバーバンク森の学校〉と名前を改めた廃校の運営、地域の空き家の発掘と再生〜移住者の受け入れ、地域の自然資源の利活用を中心に活動しています。
~最後に~
私たちはこの森を、再生した廃校と合わせてふたたび子どもたちや、かつて子どもだった大人たちが共に豊かな自然環境を体験できる場所にしていきます。
このプロセスに関わっていただくみなさんと一緒に森を再生し、そしてふたたび安心してみんなが集まれるようになったら、この森に足を運んでいただきたいと思っています。1日も早くその日が来ることを楽しみに、ぜひこのプロジェクトにご参加ください!
【募集期間】
〜2020 年 7 月 23 日(木)
【目標額】
400 万円
【リバーバンク 森の学校(旧⻑谷小学校) 住所】
鹿児島県南九州市川辺町本別府 3728-2
【申込み先】
クラウドファンディング詳細ページ
【ウェブサイト】
一般社団法人リバーバンクHP