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ページをご覧いただきありがとうございます。認定NPO法人ロシナンテスの田才諒哉です。私たちロシナンテスは、スーダン共和国で医療のない地域に医療を届ける活動を2006年より開始し、これまで11年に渡り活動を続けてきました。
昨年のクラウドファンディングの挑戦では、389名の方々からの応援のおかげで、1,431万円以上のご支援が集まり、ハルツーム州にあるアルハムダ村に診療所を建設することができました。改めまして、本当にありがとうございました。
さらに多くの命を救うため、より医療の届かない砂漠地域へ新たに事業を拡大します
そして12年目を迎えるロシナンテスは、さらに一人でも多くの命を救い続けるため、新たな挑戦をスタートします。
2006年から、スーダンで支援を始めて11年が経ちました。これまで活動を展開してきたハルツーム州では、無医村地域に3棟の診療所建設の目処が立ち(うち2棟は完成済み)、定期的な巡回診療も継続して実施。ハルツーム州シャルガニール地域ワッドアブサーレ区で暮らす約2万人に医療を届けることができるようになってきました。
しかし、スーダンにはまだ、医療にアクセスできず苦しんでいる人々がいます。12年目を迎えるロシナンテスは、新たに「北コルドファン州」で事業の新規拡大を目指します。
首都ハルツームから600kmほど離れた北コルドファン州では、東京都全体のおよそ85倍のエリアに300万人が暮らしていますが、濁った泥水を飲みながら生活をしているなど、私たちがこれまで活動してきたハルツーム州以上に安全な生活をする環境が整っていません。
私たちロシナンテスは、今年度より北コルドファン州で、「水」「教育」「医療」を軸とした支援を新規拡大していきます。その第一歩として、安全で清潔な水を届ける準備をしていますが、そのための活動資金が不足している状況です。
特に、広大な北コルドファン州を移動するためには、砂漠のオフロードに耐えうる車両が必要です。より医療のない環境で暮らすスーダンの人々を一人でも多く救うため、皆様に心よりご協力をお願い申し上げます。
「水」「教育」「医療」を軸に、300万人が暮らす北コルドファン州に包括的な医療を届ける
車両を購入することができれば、「水事業」として、井戸の設置に必要な調査・準備が実施できます。そして今年度から来年度にかけ、1万人に安全で清潔な水を供給することができるよう、3つの井戸の建設着工を目指します。
将来的には、これまで11年間、皆様のご支援により継続支援のできたスーダンの他の地域同様、安全で清潔な水の供給だけでなく、教育支援や母子保健事業などを行うことにより、300万人が暮らす北コルドファン州に対し、ロシナンテスが目指す包括的な医療を届けていくことを目指します。
また、すでに北コルドファン州では、国連WFP(世界食糧計画)と現地スーダンNGOとの協働で、母子の栄養改善事業を展開しています。
現在は北コルドファン州を移動する車両がないため、7つの栄養ステーションを満足にサポートができていません。車両を購入することができれば、母子の栄養改善事業実施のためにも活用することができます。
これからもスーダンで暮らす人々のため、現地の人と力を合わせ、砂漠の隅々まで走り回り、一人でも多くの命を救います。
どうかご支援をよろしくお願い致します!
ロシナンテス理事長・川原尚行からのメッセージ
認定NPO法人ロシナンテス理事長の川原尚行です。昨年のクラウドファンディングでは、皆様方から多くのご支援を頂き誠にありがとうございました。おかげさまで、2棟の診療所がすでに完成しております。
今年度ロシナンテスは、北コルドファン州での事業を拡充させる計画です。現在、国連WFPと協働で行っている栄養改善事業に加えて、劣悪な水環境の改善、教育支援など、総合的に「医」を充実させていきたいと思います。そのためには、この広大で、かつ荒野を疾走する四輪駆動車が必要となります。
ここは、私が今まで経験した中でもっとも過酷な環境にあり、人も車も、タフが要求されますが、力を尽くし、取り組んで参りたいと思います。皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。
集まった資金の使い道
皆様から頂いた寄付金は、北コルドファン州での事業の実施のために使用する「車両の購入費」として大切に使わせていただき、購入後の使用の様子なども定期的にご報告させていただきます。
【日時】
2017年6月16日(金)23:00締切り
※締切りまでに、5,000,000円以上集まった場合に成立となります。
【申込み先】
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