クラウドソースで企業の問題を解決するためのアイデアプラットフォームとして成果をあげ、震災後は、企業、NPO、生活者など被災地を支援しようとしている人々がタッグを組むようにコラボするためのTAG PROJECTを仕掛けるなど、様々な動きをしてきたBlabo!。
そのBlabo!が2011年9月12日、リニューアルしました!
Blabo!がリニューアル
新しいコンセプトは「あなたのアイデアで、企業といっしょに、Social Challengeに挑むオープンラボパーク」。企業も、ユーザーも、NPOも、行政だって関係なくフラットに世の中をもっと楽しくするために、アイデアをシェアし合って、しっかりアクションをしていくそんなプラットフォーム目指して、新たにスタートしています。
リニューアルと同時に、「おとなちゃれんじ」というラボがスタートしています。こどもがいろんなことに次々に挑戦していくように、真剣に「おとな」がもっとチャレンジできる仕組みをつくったら日本を元気になるのでは!?と考えたBlabo!が、どんな仕組みや環境があったら、おとなちゃれんじが生まれやすいか、ということをBlabo!上でアイデアの投稿を募集し、良いものがあれば実行に移していくそうです。興味のある方はぜひ参加してみてください。
今後、続々と”オープンラボ”が増えていく予定で、本日さっそく次のオープンラボがスタートします!
Power of the wancoプロジェクト
「Power of the wanco~わんこと一緒に東北を元気に~」
“Power of the wanco”はペディグリーと、Blabo!によるオープンラボです。
ペディグリーは、東日本大震災のあと、お家を失ったペットと飼い主を支援する中で、子犬の愛くるしい姿、わんこのまわりには、自然と人があつまり、笑顔と会話が生まれるすてきなマジック、そんな光景をたくさん目にしてきました。
わんこ「を」救いたいという想いで、活動してきましたが、わんこ「が」人々の気持ちを温め、救ってくれるチカラに気づきました。「そうだ、わんこといっしょにできる復興支援がある。」わんこ「を」救う”ペディグリー”が始めた、わんこ「が」救う新しい復興支援のカタチ、それが「Power of the wanco」です。
復興支援タッグプロジェクト第二弾として発足し、このプロジェクトもガリバーとのタッグプロジェクトのように、それぞれができることを持ち寄って、一日も早い復興へアクションを取っていこう理念を持っています。
アイデアのお礼 1アイデアにつき、わんこ1食分のフードをペディグリー®が寄付します。 アイデアがあれば、どんどん投稿してください。 (寄付先は緊急災害救援本部を通じて決めさせていただき、最大1000食を提供させていただきます)
このプロジェクトは9月12日(月)より開始。 9月10日(土)には関係者が集まり、キックオフワークショップが二子玉川カタリストBAで開催され、大盛況でした。
Blabo!はSocial Challenge Platformに
Blabo!プロデューサーの坂田直樹さん @naokisakata は、オープンラボを「出島のようなもの」と表現しています。出島(でじま)とは、1634年江戸幕府の鎖国政策の一環として長崎に築造された人工島のこと。
今、大きな企業は内部だけでなんとかしようとするのではなく、外部からの協力者が必要な時期。ですが、いきなり組織の中まで入ってきてもらうことは難しい。ならば、企業も閉じてしまうのではなく”出島”のようなものを作って、そこで外部の人間とアイデアをシェアし、なにかアクションをとることができるようになればと考え、リニューアル後のBlabo!のイメージができたそうです。
Blabo!の存在をきっかけに、徐々に企業にとって外部とコラボすることに抵抗がなくなり、いずれ”開国”するタイミングがくるかもしれません。
いろんなステークホルダーが、社会的な問題の解決のためにアイデアを出し合い、優れたアイデアを実際にアクションに移す、そんなソーシャルチャレンジのプラットフォームとして生まれ変わるBlabo!が、今後どのようなコラボレーションを生み出していくか楽しみです。
Blabo!に参加してみよう。